ホンダ・プレリュードと過ごした夏(5) 理想のハイブリッドスポーツカーありき【日本版編集長コラム #103 & スーパーカー超王が斬る】
公開 : 2026.10.11 12:05
朝から夜までプレリュードを磨き続けた学生時代
ボディカラーはほとんどがホワイト。それを綺麗に洗車して、ボディに顔が映るくらいにピカピカになるまでワックスをかけるのが仕事だ。もちろんウインドウもタイヤも徹底的に磨き、そして内装もチリひとつ残さず掃除をする。熱中症も低体温症も関係なかったのは昭和らしい話だ。
多い日には朝から夜まで、20台近くのプレリュードを磨いていたのだから、今にして思えばそれはいったいどれだけの人気車だったのだろう。そしていつしかこう決断している自分がいた。「とりあえずこのバイトに耐えて、オレもスペシャリティカーを買おう」。

約四半世紀の時を経て現代に復活した最新のプレリュードのように、スポーツなんていう要素なんかいらない。ただただ端正でカッコ良いスタイルと、ラグジュアリーなキャビンがあればいい。プレリュードさえあれば、自分にも明るい未来が待っているに違いない。そうプレリュードとはそういう大いなる夢を抱かせてくれる、とてもピュアなスペシャリティカーだったのだ。
走りが素晴らしいのはあくまでもひとつの副産物と考えて、久々にクルマというもので、思い切り大人の遊びを楽しんでみたいなと思った、今回のヤマザキでした。



































































































































