新型ホンダ・プレリュード初の特別仕様車『2027リミテッドエディション』 開発責任者が語る導入の狙い 「育てていかなければならない」クルマ

公開 : 2026.09.15 11:45

6月18日、ホンダはプレリュードの特別仕様車『2027リミテッドエディション』を設定し、8月20日に発売すると発表しました。メディアに向けて開催された実車の撮影会を取材した、篠原政明がレポートします。

艶やかさと深みを追求した専用色

6月18日、本田技研工業(以下ホンダ)はプレリュードの特別仕様車『2027リミテッドエディション』を設定し、8月20日に発売すると発表した。今回、メディアに向けて実車の撮影会が開催されたので、まずはそのプロフィールを紹介しておこう。

ボディカラーには、専用色となる『プレミアムクリスタルガーネット・メタリック』を採用。艶やかさと深みを追求した、熟成されたワインのような派手さをおさえた深紅のボディカラーは、昼間はもちろんのこと、都会のナイトシーンで特に映えそう。というわけで今回の撮影会は夕方から、夜景が美しい東京ベイエリアで開催された。

8月20日に発売されたホンダ・プレリュードの特別仕様車『2027リミテッドエディション』。
8月20日に発売されたホンダ・プレリュードの特別仕様車『2027リミテッドエディション』。    篠原政明

期間限定で年内のオーダーを受付

エクステリアでは、クローム仕上げだったフロントアッパーグリルモールはボディ同色にペイントされ、フロントおよびリアバンパーに入るブルーのアクセントはレッドに変更。さらに、アルミ鍛造ホイールはデザインこそ変わらないが切削ブラッククリアタイプとなり、その中に覗くブレーキキャリパーはブルーからレッドに変更されている。

インテリアでは、雲柄表皮/バイカラーステッチのミドルライニングやアームレスト付きコンソールを採用。ドアアームレストなどはボルドーの加飾となり、本革×プライムスムースのシートはボルドー×ブラックの色使いに。助手席前の『PRELUDE』ロゴはレッドで刺繍されている。

フロントおよびリアバンパーに入るブルーのアクセントはレッドに変更されている。
フロントおよびリアバンパーに入るブルーのアクセントはレッドに変更されている。    篠原政明

パワートレーンなどはベース車から変更はない。この特別仕様車『2027リミテッドエディション』は台数限定ではないが、期間限定で年内のオーダーを受け付ける。価格は630万6300円で、標準車の12万6500円高となっている。

特別仕様車をどんな思いで手がけたのか

現行型プレリュードの開発責任者は、本田技術研究所四輪研究開発センターの機種開発LPL(ラージ・プロジェクト・リーダー)チーフエンジニアである山上智行氏。

山上氏は現行型シビックの開発責任者でもあり、2023年のジャパンモビリティショー(JMS)に出展された『プレリュード・コンセプト』から携わっている。そして今回の『2027リミテッドエディション』も、山上氏のプロデュースによるものだ。

ジャパンモビリティショー2023に出展された『プレリュード・コンセプト』と山上氏。
ジャパンモビリティショー2023に出展された『プレリュード・コンセプト』と山上氏。    篠原政明

プレリュード初の特別仕様車をどんな思いで手がけたのか、山上氏に伺った。

2025年9月4日の発表(発売は5日)から、ほぼ1年。2023年のJMSに出展されたコンセプトモデルはホワイトで、その後は鮮やかなレッドやブラックなど、わりと派手めなボディカラーで魅せる機会が多かったプレリュードだが、発売当時からボディカラーについては議論を重ねていた。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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