プジョー、4年で新型『e-208』など7車種を続々投入 販売目標は36%増の150万台 過去モデルの影響受けたデザイン採用

公開 : 2026.07.22 07:45

プジョーは2030年までに7車種の新型車を発売する計画で、その第1弾となるのが新型『e-208』です。10月には2台のコンセプトカーを発表し、歴史的なモデルに影響を受けた新しいデザインを披露します。

2030年までに販売台数36%増へ

プジョーは、大幅な販売拡大を目指し、2030年までに7車種の新型車を発売する計画だ。それらに向けて、新たなプラットフォームとデザイン言語を開発している。

プジョーは世界販売台数を昨年の110万台から4年で150万台へと、36%増やそうとしている。そのための新車攻勢が、新型『e-208』の発表を皮切りに来年から始まる。

新型e-208の姿を予告するプジョー・ポリゴン・コンセプト
新型e-208の姿を予告するプジョー・ポリゴン・コンセプト    プジョー

2027年下半期に発売予定の2代目e-208は、親会社ステランティスの新モジュラープラットフォーム『STLA One』を採用する同社初のモデルとなる。デザインとしては、昨年公開されたコンセプトカー『ポリゴン』で見られるように、かつて人気を博した『205』の影響を受けている。

プジョーのCEO、アラン・ファヴェイ氏は、自社の歴史からインスピレーションを得るという方針に沿ったデザインだと述べた。

10月にコンセプトカー2台発表予定

プジョーは10月のパリ・モーターショーで、2台の「印象的な」新型コンセプトカーを公開する予定であり、これらは同社の将来の量産車を特徴づけるデザイン言語と技術を先取りしたものとなる。

ファヴェイ氏は、この2台のコンセプトカーが「プジョーブランドの未来について多くのことを示す」と述べた。詳細については口を閉ざしたが、将来に向けた「道筋」を示すものであり、同社の歴史から影響を受けているという。

2018年に公開されたプジョーEレジェンド・コンセプト
2018年に公開されたプジョーEレジェンド・コンセプト

「伝統は非常に重要ですが、それは未来へのアイデアを与えてくれるという意味で重要なのです。パリ・モーターショーで再びそれを表現するつもりです」とファヴェイ氏は述べた。

プジョーは、1960年代の『504』クーペを現代風に再現した『Eレジェンド』や、2023年のレトロフューチャーな『インセプション』など、近年のいくつかのコンセプトカーにおいて、歴史的なモデルからインスピレーションを得てきた。

ファヴェイ氏はまた、パリ・モーターショーで新型e-208を発表する予定はないと確認した。来年の特別イベントで初公開した後、同年後半に発売する見込みだ。

新型e-208に続く6車種は、次世代の『308』、フランスで生産されるCセグメントモデル3車種、そして中国の東風汽車と共同開発されたDセグメントのフラッグシップモデル2車種であるとみられている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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