メルセデス・マイバッハS550に、右ハンドル仕様および4マティックを追加

2015.09.10

メルセデス・ベンツ日本は、メルセデス・マイバッハ Sクラスのラインアップに、メルセデス・マイバッハS550(右ハンドル仕様)および同S550 4マティックを追加し発売した。

今回メルセデス・マイバッハSクラスとして初めて、右ハンドル・モデルと四輪駆動モデルを導入したのは、カスタマーからの要望に応えたものだという。両モデルのパワートレインは、最大出力455ps、最大トルク71.4kg-mを発生する4.7ℓ V8ツインターボ・ブルーダイレクト・エンジンと、9速オートマティックの9G-トロニックという組み合わせ。

S550は、ミリ波レーダー・センサーとステレオマルチパーパス・カメラを採用したことで、クルマの周囲360°をカバーするセンサーシステムを装備。これにより、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し、状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする「部分自動運転」を実現。また、先行車との車間距離を適切に維持しながら設定速度の範囲内で追従する「ディストロニック・プラス」や、ドアミラーの死角範囲をモニターして危険性を警告する「アクティブ・ブラインドスポット・アシスト」、走行車線からの逸脱をドライバーへ警告する「アクティブ・レーンキーピング・アシスト」などを含む安全運転支援システム「レーダーセーフティ・パッケージ」を標準装備している。

さらに「マジック・ボディコントロール」は、最大15m前方の路面の凹凸をステレオマルチパーパス・カメラで捉え、路面状況に応じてサスペンションのスプリング・ストラットおよびダンパーのオイル流量を制御するほか、発進・加速・減速・コーナリング時にロールやピッチングを抑えてフラットな姿勢を維持する。同社によると、まるでオフィスや書斎にいるときと同様に車内で文字を書くことができるという。

価格は、S550(右ハンドル)、同4マティックともに22,000,000円。

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