BMWは、次の9月のフランクフルト・モーターショーで発表する予定の5シリーズのフェイスリフトを進めている。まだ、1年ほど先の話だが、ライバルのメルセデス・ベンツEクラスの行う大幅なフェイスリフトと比べると、かなり大人しいものとなりそうだ。

外観上、前後バンパーはどっしりとしたものに変更され、ヘッドランプのデザインも新しくされる。しかし、ミュンヘンでテストされているテスト・モデルを見る限り、スタイルの変更は、このバンパーとヘッドランプ、そして新しいフロント・グリルぐらいになりそうだ。

一方、インテリアは、最新の7シリーズに採用されたiDriveのマルチメディア・ディスプレイが装着される。

エンジンは、535iに搭載されるスクロール・ターボ付き3.0リッター6気筒ユニットは14bhpのパワー・アップが予定されている。また、540iモデルも316bhpにパワーアップされる。更に、550iツインターボ4.4リッターV8も、更なるパワー・アップが計られている。関係筋によれば、それは43bhpアップの444bhpとなるという。