第4世代のフォード・フォーカス スクープ続報

公開 : 2017.02.24 15:16  更新 : 2017.06.01 00:29

高効率化が開発の鍵。エンジンは3気筒、4気筒にEV

さまざまな面で高効率を図ることが、新しいフォーカスにつきつけられている課題だ。エアロダイナミクスも間違いなく改善されるという。

また、ファーリーは今後1ダースほどリリースされるEVの中の1台はフォーカスになると語っている。なお、ハイブリッド・モデルもフォードは既にアメリカ市場で販売を開始しており、一応の成功を収めているものの、フォーカスにハイブリッドが設定されるかどうかは現時点では不明。

パワートレインのメインとなるのは1.0ℓのエコブースト3気筒ガソリン・ユニットで、100ps、125ps、140psの3つのバージョンが設定される。また、STラインとSTには出力は明らかではないが1.5ℓと2.0ℓの4気筒ユニットが搭載される模様。

ディーゼルは1.5ℓのTDCiは確定しているが、その他にSTパフォーマンス・モデルに2.0ℓディーゼルが搭載される可能性もある。

ギアボックスについては、フォードはアメリカでは9速および10速のオートマティックをリリースしているが、ヨーロッパ・フォードは暫くの間は6速パワーシフト・ツイン・クラッチに固執することになりそうだ。

駆動方式は、ベース車両はFWDとなるが、クーガからキャリーオーバーされる4WDシステムを採用したモデルも設定される予定。

一部にはフォーカスRSの後継車がなくなるのではという噂もあるが、これは的を外れていると思われる。フォードの関係者によれば、265km/hの最高速を持つモデルが設定されるという。また、ファーリーもRSの様なモデルの存在がフォード全体のイメージ向上に役立つと考えてるようだ。

デザインは、よりシンプルでスタイリッシュになる。フォードのデザイナーは、インテリアに関してはオーバークオリティとも言えるものが与えられるとしている。特に、フェイシアはシンプルで、開放的、そしてセントラル・タッチ・スクリーンに多くの機能が集約されるという。

フォードは、まだこの新しいフォーカスの発表日については一切公開していない。というよりも、本部の誰もが確定した情報を持っていないようだ。

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