英国最高のドライビングロード4選 思い出はクルマとともに 景色も重要

公開 : 2019.01.19 10:10

番外編2:テスターお勧めの道

お気に入りのドライビングロードまでのルートに、ノース・ヨーク・ムーアズからウェールズ北部まで高速道路を使うことにしたのは賢明な判断だった。A級路を選んだら悲惨なことになっていただろう。出発時刻を午前4時に設定したのがポイントであり、素早く移動したいなら夜の運転が欠かせない。

マット・プライアー


スコットランドには英国最高の交通量が少なく、驚くほど素晴らしい道が揃っている。

リタイアした両親はキャンピングカーでこの辺りを旅行していたが、思わずスカイ島の近くで彼らに合流すべく、プジョー106 GTiを用意したものだ。もう16年も前のことであり、スコットランドをドライブするのは初めての経験だった。

多くの素晴らしいコーナーを堪能することができたが、グレンコーへと続くA82号線が最高だった。

アンドリュー・フランケル


スコットランド西岸のアラプールからダーネスを結ぶ道が素晴らしいと思ったが、あまりにも遠いので、カークビームアサイドからキャッスルトンへとノース・ヨーク・ムーアズを横断する道路を選ぶことにした。

息を飲む絶景と速いペースで流れる素晴らしい道路、さらには楽しいパブとジャンプスポットまで用意されている。ジャンプには南向きのアプローチがお勧めであり、SLSブラックシリーズでジャンプを披露したことを覚えている。

1994年にはこの場所でマクラーレンF1を走らせ、もちろんジャンプもしているが、ここでの最高の思い出は、軽くチューンされ659psを発揮しているとされたF40でのドライブだ。決して忘れることない。

リチャード・ブレムナー


カンブリア地方に拡がるB5305号線だ。地図ではコーナーなどほとんど無いように見えるが、実際には多くの見事な峠道が用意されている。

フォードのM-スポーツ部隊が時おりここでテストを行っているが、それはここが交通量の少ない、覚悟次第で思いっ切り飛ばすことのできる道だからだろう。追い越し可能なストレートと、ブレーキングスキルが試されるコーナーが揃っている。

ここでの思い出と言えば、マスタングGTを思い切り走らせていたら、ホンダCR-Vに追突してしまったことだろう。実際には多くのコーナーが存在し、美しい景色が拡がっていることを忘れてはいけない。

ダン・プロッサー


バーラとフェスティニオグを結ぶB4391号線にはすべてが揃っている。道路そのもののもさることながら、景色も息を飲むほどに素晴らしく、だからこそこの道は英国の自動車雑誌に数えきれないほど登場しているのだ。

何と言っても路面の状態が素晴らしく、流れるようなこんな路面は英国ではここ以外でほとんど見ることはできない。

コーナーをクリアするごとにリズムを感じることができ、濃霧を切り裂いてマクラーレンP1を走らせたことは忘れられない思い出だ。

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