【モダン2+2フェラーリの幕開け】フェラーリ612スカリエッティ V型12気筒のFR 前編

公開 : 2021.01.24 07:25

OTOプログラムで612をコーディネート

トランスミッションの種類に関係なく、レイアウトはトランスアクスル。車重1840kgの前後重量配分を最適化させている。新車当時の価格は17万7000ポンドと高額だったが、すぐに1年半のバックオーダーを抱える人気だった。

フェラーリは2006年以降、612のスペシャル・エディションを3台展開。その中で最も注目に値するのが、セッサンタ。フェラーリ創立60周年を祝う記念モデルで、60台が限定で作られた。その多くが、2トーンの塗装で仕上げられている。

フェラーリ612スカリエッティ(2004〜2011年)
フェラーリ612スカリエッティ(2004〜2011年)

2008年からは、ワン・トゥ・ワン(OTO)と呼ばれる特別プログラムを介して注文を受けるようになる。ボディ色やインテリア素材、オプションなどを個別に選択し、612をパーソナライズすることが可能となった。

今回ご登場願ったスティーブ・カニンガムがオーナーの612スカリエッティも、OTOプログラムでコーディネートされた1台。2009年の登録で、黒のボディにスイッチで透明度を変えられるクラマティク・グラスルーフを備える。

3オーナー目で、ディーラーでの整備記録を受け継いでいる。パドルシフトのプログラムは、改良版がインストールされているという。「10年ほど前に、最初の612を買いました」。とカニンガムが振り返る。

「アストン マーティン・ヴァンキッシュを所有していましたが、成長する子供のために、リアシートの大きなモデルが必要だったんです」。最初の612も素晴らしいクルマだったというが、ボディは再塗装が必要になっていた。

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