スズキ、新トランスミッション、オートギヤシフトをインドで公開

2014.01.15

スズキは、マニュアルトランスミッションの利点とオートマチックトランスミッションの利点を両立させた新トランスミッションオートギヤシフトを開発した。

オートギヤシフトは新5速マニュアルトランスミッションに、クラッチ及びシフト操作を自動で行う電動油圧方式アクチュエーターを搭載した新開発のオートメイテッドマニュアルトランスミッションだ。このオートギヤシフトは、アクチュエーターとコントローラーを一体化し、トランスミッションに直付けする事で作動系の一体性を図り、またクラッチおよびシフトとエンジン協調の制御を工夫することでシフトの円滑化を実現している。

オートギヤシフトの特長は、基本機構がマニュアルトランスミッションのため、燃費性能はマニュアルトランスミッションと同等であり、さらにコンピューターにより最適に制御されたギヤチェンジ操作が低燃費走行に貢献すること。ドライバーによるクラッチペダル操作及びシフト操作が不要となり、発進時のクリープ機能を備えており、車庫入れ時や渋滞時にも容易な運転を可能にしたこと。また、運転を楽しみたいときはマニュアルモードを選択でき、マニュアルトランスミッション同様ドライバーによる任意のタイミングでのシフトチェンジが可能となるなどの利点がある。

スズキは、2月5日よりインドで開催されるデリーオートエキスポにおいて、この新開発トランスミッション、オートギヤシフトを搭載した新型車を公開する予定だ。

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