第5のモデルライン 新型『レンジローバーGT』プロトタイプ初公開 低車高のスポーティな高級SUV EVとハイブリッドが登場予定
公開 : 2026.07.24 07:25
ジャガー・ランドローバーが第5のモデルラインとなる新型『レンジローバーGT』のプロトタイプを公開しました。レンジローバー史上最もセダンに近いモデルで、低い車高とクーペ風のルーフにより洗練性を向上させています。
これまでになかったスタイル
ジャガー・ランドローバー(JLR)は、レンジローバー・ブランドの新たなモデルラインとなる『レンジローバーGT』のプロトタイプを発表した。グランドツアラーとSUVの中間的な位置づけとなるだろう。
レンジローバーGTは、JLR独自のEMAプラットフォームを採用する。このプラットフォームは当初EV向けに使用されるが、将来的にはハイブリッド車にも採用される予定だ。

数か月前から世界各地でテスト走行が行われており、AUTOCARもそのプロトタイプ車両を何度か目撃している。しかし、当初の予想とは異なり、レンジローバーGTは現行の『レンジローバー・ヴェラール』の直接的な後継モデルではない。ヴェラールは当面の間、現在のガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッド(PHEV)のパワートレインを使用して販売継続する。
GTはヴェラールよりも大型で、全長は『レンジローバー・スポーツ』に近いが、全高はかなり抑えられている。低い車高とクーペのようなルーフは、レンジローバーブランドにとって画期的な変化と言える。空力性能の向上により、航続距離と洗練性が大幅に向上するだろう。
オフロード性能はやや低くなるかもしれないが、デュアルモーターによる四輪駆動のみが設定される見込みだ。
卓越した走行性能を実現
JLRは、「洗練されて快適な長距離移動」と「従来のGTにはない卓越した走破能力」を実現するとしている。マイナス40度から50度までの幅広い気温条件下で、その性能を最大限に発揮できるという。
長距離走行向けかつスポーティなモデルであり、BMW iX3、メルセデス・ベンツGLC with EQテクノロジー、ボルボEX60よりもやや上位に位置づけられるが、JLRは「驚くほど魅力的な価格設定」になると約束している。

GTのインテリアは、将来のレンジローバーの方向性を示すものだ。従来のミニマルなスタイルをさらに発展させつつ、高めに配置されたインストゥルメントパネル、ワイドなセンターディスプレイ、非レザーの内装材といった、トレンディな新要素を多数取り入れている。
装飾を最小限に抑え、スクリーンの過剰な配置を避けることで、ゆっくりとリラックスできる空間の創出を目指した。例えば、情報過多を防ぐため、ライバル車に見られるような助手席用スクリーンは設定されていない。
物理的な操作系は最小限に抑えられており、ドライブセレクターはステアリングコラム上のレバーに移行し、エアコン操作はタッチスクリーンに統合された。このタッチスクリーンには、現行車とはまったく異なる新ソフトウェアが搭載され、「ユーザーインターフェースが簡潔になる」という。
センターコンソールはフラットな形状だが、開くとカップホルダーや小物入れが現れる。後部座席については、2人掛けシートと固定式センターアームレストが標準となるが、通常のベンチシートもオプションで用意される可能性がある。
画像 グランドツアラーとSUVの要素を融合させた新しいモデルライン【レンジローバーGTのプロトタイプを詳しく見る】 全9枚











