メルセデスのコンパクトカー初PHEV

メルセデス・ベンツ日本は、「Aクラス」に、プラグインハイブリッドの「A 250e」、「A 250eセダン」を追加し、全国のメルセデス･ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文の受付を開始した。

納車は2021年6月上旬より順次予定しているという。

Aクラスは、先代モデルのワイド＆ローのプロポーションを踏襲のうえ、プラットフォームを完全新設計し、メルセデス・ベンツの先進技術を注ぎ込むことで快適性を向上させたコンパクトモデル。

Aクラス・セダンは、AクラスやBクラスなどに使用している最新の前輪駆動シャシーをベースにしたメルセデス・ベンツ初のプレミアムコンパクトセダン。セダンのフォーマルさと、Aクラスの持つ若々しいイメージを融合させたモデルで、狭い街中であっても取り回しに不便しないボディサイズが特長。

Aクラス、およびAクラス・セダンともに、対話型インフォテインメントシステム「MBUX（メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス）」や安全運転支援システムを採用するなど多くの機能を取り入れている。

今回追加されたAクラスのプラグインハイブリッドモデルは、最高出力160ps、最大トルク25.5kg-mを発生する1.4L直列4気筒ターボエンジンM282に、プラグインハイブリッドシステムを採用。フロア下部には15.6kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載される。

140km/hまではモーターのみでの走行が可能で、電気自動車のように使用することも可能という。

また、電気モーターのみで走行可能な航続距離は70.2kmを達成。なお、3.2kWまでの交流普通充電と、24kWまでの直流急速充電（CHAdeMO規格）に対応している。

「A 250e」は受注生産となり、価格（税込）は、557万円。「A 250eセダン」は567万円。

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