三菱コルト 1.6Lハイブリッドで欧州市場に投入 でも英国は…

公開 : 2023.06.13 06:05

三菱のコンパクトハッチバック、新型コルトが欧州市場で発表されました。ルノー・クリオをベースとしながら、フロントグリルやバンパーには三菱独自のデザインが施されています。

ダイナミックシールド採用

三菱は、欧州向けの新型コルトを発表した。ルノー・クリオ(日本名:ルーテシア)のリバッジモデルとして販売される。

新型コルトは、フロントグリルとバンパー以外は基本的にクリオと同じで、パワートレインも1.6Lガソリンエンジンに2基の電気モーターと1.2kWhバッテリーを組み合わせたEテック・システムを採用した。

三菱コルト
三菱コルト    三菱

また、エントリーモデルとして1.0Lのガソリン車も用意されている。

コルトは、トルコ・ブルサにあるルノー工場で生産され、10月から英国を除く欧州各地の販売店に入る予定だ。

英国では、三菱のグローバルコスト削減戦略の一環として、2020年に自動車販売が停止した。当初は欧州試乗から完全に撤退する予定だったが、最終的に年間15万台程度まで販売を回復させることを視野に入れ、同地域の17市場で継続している。

三菱は最近、AUTOCARに対し、英国への再進出は、提供できるEVが「複数車種」になったときだけ検討すると語っている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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