第9回クラシックカーフェスティバル in 桐生
2014.11.02
絹織物産業の地として歴史に名を残す群馬県桐生市にある群馬大学理工学部キャンパスを舞台にクラシックカーフェスティバルin桐生が開催された。2006年から行われ、毎回入場者数が増え、昨年は2万人を数えたが、9回目の今年は2万3000人を数えたという。
今年の目玉は、1936年型のオオタOC型と、地元の富士重工業が作ったP1、別名スバル1500の登場だ。オオタOC型は、50年前に解体屋へ持ち込まれた個体を目にした現オーナーが、貴重なクルマだと説得し譲り受け解体を免れたという。レストア作業も完了しここで公開された。一方のスバル1500は、国産車としては時代を先取りしたモノコックボディなどが特徴のクルマであるが、20台が試作されただけで市販には至らなかったモデルである。富士重工業の協力で展示された1台は、今も走行できるまでに復元されている。残存するのはこの1台だけで、門外不出の個体だけに多くの観客がカメラを向けていた。
このクラシックカーショーは募集要項に「ナンバーつき車両で自走可能なもの」とあるように、参加車の多くは会場まで自走でやってくる。生きた昭和のクルマを直接見られる機会はそうそうあるものではなく、それもこのベントの人気が高い理由なのである。
現オーナーにより半世紀前に救出されたオオタOC型が展示された。
地元の富士重工業の協力で展示された幻のP1(スバル1500)。
特別展示されたアルファ・ロメオ8C 2300と、ブガッティT13。
新車からのワンオーナーものサニー・クーペ。シングルナンバーだ。
スバル1000スポーツ。現在も快調に走り回っているそうだ。
スバル360は地元だけに生存率が高いようで、4台が並んだ。
ダイハツ・ミゼットMP。オリジナルの状態をキープする1台だ。
クローラー仕様のホンダTN360。車検もこの状態で受けているという。
東門を下り、全長50㎞のラリーにスタートするダットサンSR311。
軽快なエンジン音を響かせてラリーを完走したブガッティT13。
貴重な存在のホンダS500もラリーに出場し、無事完走した。
トヨペット・コロナラインは、常に多くの観客に囲まれていた。
ホンダCB750R。鈴鹿で最後に組み立てられた1台だという
ロングタンクにJ.サーティースなどのサインが書かれたホンダCR72。
独特な燃料タンク形状から「湯たんぽ」と呼ばれたホンダ・カブ・エンジン。
ケータリングカーもシトロエン。Hバンと2CVフルゴネットが並んだ。
木製のクルマによるダウンヒルレース。大人も夢中になってしまう。
マシンは基本のウッドブロックを削って仕上げて製作する。


















