Juju(野田樹潤)ブログ

2018.08.18

天才中学生プロレーサーJujuの連載。第3回は「ここ1~2年で起こっていること」。世界で初めて、FIAフォーミュラ4マシンを走らせた小学生、Juju。プロドライバーとしての自分と「普通の中学生」としての自分と……、12歳のリアルな心情を語ります。

第3話:目まぐるしく変わった、この1〜2年 ー Juju(野田樹潤)ブログ

もくじ

周りがどんどん変わっていった
ここ1〜2年で起こっていること
2018年の第1戦を振り返ってみて

周りがどんどん変わっていった

4歳でレースデビューしたわたしは、小学4年生(9歳)で、FIAフォーミュラ4マシンを体験。もっと強いひとたちと戦うことを目標に、いつも練習していました。

そんなわたしに、大きなチャンスがやってきました。

小学5年生(10歳)のときに、子ども服ブランドの「ミキハウス」さんがスポンサーになってくれたんです。Jujuはプロレーサーの卵ってワケです。

自分で言うのはちょっと恥ずかしいけど、「天才小学生プロドライバー」と呼ばれるようになってからは、世界中から応援のメッセージが届くようになりました。

すごい会社と一緒にお仕事できるようになり、テレビや雑誌にもたくさん取り上げてもらえるようになりました。それはとてもうれしいことです。

でも、その頃はまだ小学生だったし、今では中学1年生ですけど、まだ「ふつうの中学生」という感じなので、家族で出かけていて声をかけられたりすると、うれしいのに、ちょっと照れくさいかな〜。

それに、テレビに出る時は、レースの時より緊張する。だって有名なひとが目の前にいたりするんですよ!

それでも、プロとして、ひとの前に出て話したりする時には、きちんとした行動がとれるようにしたいなって、少しずつ頑張っているところです。

あとは、「もっと強くなりたい」、という思いが前よりも強くなっていきましたね。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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