Juju(野田樹潤)ブログ

2018.08.11

天才中学生プロレーサーJujuの連載。第2回は「勝って、勝って、勝ちまくった!」。3歳でカートに目覚め、4歳でレースデビューしたJuju。その後の連勝記録と、世界で初めて、小学生で果たしたFIAフォーミュラ4デビュー、その歴史的活躍を振り返ります。

第2話:勝って、勝って、勝ちまくった! ー Juju(野田樹潤)ブログ

もくじ

走ることが、どんどん楽しくなった
勝って、勝って、勝ちまくった!

走ることが、どんどん楽しくなった

3歳でカートデビューした、わたし。

その後は、どんどん走る楽しさにハマっていき、自然とレースへの興味も出てきました。

レースデビューは、4歳の時。KIDSカートレースのビギナークラスにエントリーすると、なんといきなりの優勝!

お父さんには表彰台に上がれればいいよって言われていたんだけど、頑張って走ってみたら勝てちゃった。まわりの友達や大人のひとに「スゴイ!」って言われて、とても嬉しかったな。

5歳になると、KIDSカートレースのすべてのレースに出るようになり、30cc、40ccのエキスパートクラスで、ダブルチャンピオンになりました。

レースの好きなところは、結果がはっきりとあらわれるところと、一瞬で自分がどうするか決めなければならないところ。あとは、スピード感と体にかかるGフォース。

「将来はF1レーサーになる!」って心に決めたのはこの頃なんじゃないかな。

とはいっても、レースには出られる年が決まっていて、わたしの場合、まだその年になってなかったので、資格がなく、出られないレースも多かったんです。

それでも、夢はF1レーサー。

もっと強いひとの集まるところで戦うことを目標に、練習をしていました。

どんな練習かというと、お父さんのアドバイスをヒントに、一緒にコースを走り込むんです。パイロンだらけのコースで、糸の目をぬうように走る練習もしました。

小学校に入ってからは、もっと年上のお兄さん、お姉さん向けのレースにスポットで出るようになりました。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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