Juju(野田樹潤)ブログ

2023.12.15

【Juju(野田樹潤)ブログ】第98話:初めてのSF、想像こえるパワー/ダウンフォース ファンの皆さまに感謝!

マシンとじっくり向き合った3日間

今回のテストでは3日間しっかり走れるとわかっていたので、初日から徐々にペースを上げてマシンに慣れていく感じでした。

最初の印象は、パワーもダウンフォースもあり過ぎて正直なところよくわからない!

予想していたよりもはるかにポテンシャルが高いということはちゃんとわかりました。

セッションごとにマシンには慣れていき、ペースを上げていくことはできましたが、今回は1つ問題がありました。

シートが合わなくて、とにかく腰が痛かったのですこの問題は初日が終わってからシートを作り直してもらって解決しました。

最初の印象は、パワーもダウンフォースもあり過ぎて正直なところよくわからない! 予想していたよりもはるかにポテンシャルが高いということはちゃんとわかりました。

2日目はずいぶんとマシンの感覚に慣れましたが、やっぱり鈴鹿は難しかったですね。特に1コーナーの先のS字、逆バンクあたりはライン取りが結構難しい。

事前に心配していたこと、もう1つは体力だったんですが、これは大丈夫だと思いました。疲れなかったと言ったらウソになりますが、これまでヨーロッパでレースを走ってきた時と同じような疲れでしたね。

2日目もチームが用意してくれた基本セッティングは変えず、タイムはトップの2.2秒落ち。まだまだ詰めていける部分があるのはわかっているので、今回のタイムはそこまで気にしていないです。

3日目はルーキーが走行する日だったんですが、2日間でマシンに慣れたこともあり、この日は様々なセッティングを試しながらテストを進めることにしました。

そして10周くらいのロングランを何本かこなす中で、今の自分に足りないものも見えてきました。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
 
 

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