【ココロも充電】俳優・モデルの中田圭祐がジープ・アベンジャーと過ごす充実時間

公開 : 2025.04.11 11:30

実は似てる? カートとアベンジャー

都心から新東京サーキットまでは、東京湾アクアラインを通るルートで70kmほど。アベンジャーのバッテリーは追加充電のおかげで80%を超えた。航続距離は402kmと表示されているので距離の心配はいらない。

中田はすぐにアベンジャーの操作系を理解した様子で、早朝の首都高速をいいペースで走り抜けていく。また10.25インチのセンターディスプレイで操る、インフォテイメントシステムの分かりやすさにも感心していた。

「これまでBEVは走行距離のことばかり気にしていました。でも実際に運転してみると、アベンジャーはとにかく『しっかりしている』という印象ですね。ボディがガチッと硬いけど、乗り心地はしなやか。あと、アクセルのひと踏みで一気に加速し、想像よりパワフル。でも会話のボリュームは普段の通りでいいというのが、不思議な感じです」

また、彼は運転席の高さが乗り降りするのにちょうどよく、それでいて運転席からの視界がすこぶる良いことにも感心していた。

 

新東京サーキットに着くと、パドック裏にアベンジャーを止め、自らのマシンの準備に取り掛かる中田。ヘルメット越しに見る彼の視線は、先ほどまでの柔和な感じから鋭いものに変わっていた。

そして汗ばむくらい走り込んだ後の彼のコメントも興味深かった。

「カートと似てます、アベンジャーのドライブフィール(笑)。シフトチェンジなしで自在にスピードコントロールできる感じとか。ダイレクトなハンドリングも共通している!」

記事に関わった人々

  • モデル

    中田圭祐

    Nakata Keisuke

    2014年『MEN'S NON-NO』の専属モデルとしてデビュー、俳優としても活躍。ファッションだけでなくクルマやフィルムカメラ、キャンプ、サウナなどの趣味を持つ。20代シティーボーイたちの憧れ的存在。
  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。フィアット・パンダ4x4/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 撮影

    小川和美

    Kazuyoshi Ogawa

    クルマ好きの父親のDNAをしっかり受け継ぎ、トミカ/ミニ四駆/プラモデルと男の子の好きなモノにどっぷり浸かった幼少期を過ごす。成人後、往年の自動車写真家の作品に感銘を受け、フォトグラファーのキャリアをスタート。個人のSNSで発信していたアートワークがAUTOCAR編集部との出会いとなり、その2日後には自動車メディア初仕事となった。
  • 編集

    小河昭太

    Shota Ogo

    2002年横浜生まれ。都内の文系大学に通う現役大学生。幼いころから筋金入りのクルマ好きで、初の愛車は自らレストアしたアウトビアンキA112アバルトとアルファロメオ2000GTV。廃部になった自動車部を復活させようと絶賛奮闘中。自動車ライターを志していたところAUTOCAR編集部との出会いがあり、現在に至る。instagram:@h_r_boy_

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