実はペットとの相性もバッチリ! 新型フィアット・ドブロ タフだけど親しみやすい、MPVの本領発揮

公開 : 2025.08.04 11:00

実は珍しい『佇まいの良さ』

最後は東京・世田谷にある『SIT ON TOKYO』で人心地つく。クルマ好きが集まる場所としても知られるカフェだが、夜はダイニングバーとしても人気を集めている。

店内で寛ぎながら愛車が眺められるカフェは、クルマ好きにとって最適なシチュエーションといえる。そこであらためてドブロのボディを眺めていると、カタログ等では明文化しにくい『佇まいの良さ』に気がついた。

ドブロはヨーロッパでは商用車としても活躍しているモデルであり、そのためタフな骨格や無塗装のバンパー、樹脂成型の内装材といったお仕事グルマ的な特徴を備えている。それでもなお全体から受ける印象は、何か楽しそうなことがはじまる予感に満ちている点が興味深い。

例えば商用車がオン、SUVのような乗用車がオフのクルマだとするならば、ドブロは双方のいいとこ取りをしつつの『オフ寄り』。だからリアのガラスハッチを開け、愛犬を愛でるような何気ない光景でもインスタにアップしたくなってしまうのだろう。

さて、今回、夫婦+愛犬で移動してみて、いくつもの『ペットとドブロ』の好相性に気付いたが、樹脂成型の内装材は特に印象的だった。汚れをサッとふき取ることができるし、万が一傷がついてもあまり目立たったりしないので、気兼ねなく使える。これは実用面で重要だ。

それにしても、マルチパーパスとはよく言ったもの。夫婦+愛犬という組み合わせなら、もう1匹いるとちょうどいいくらい(!)。愛車のキャラクターに影響されて家族構成が変わる? ドブロのステアリングを握っているとついつい想像たくましくなるので、そういうことだってないとは言えないはずだ。

フィアット・ドブロに限定車、『5 Black Edition(チンクエ ブラック エディション)』が登場

『フィアット・ドブロ・マキシ』をベースに、3列目シートを撤去、5人乗りにすることによって自転車がそのまま積み込める、驚きの大容量ラゲッジスペース(2,693L)を実現。さらに、ボディ同色のシネマ ブラックに彩られたスタイリッシュな専用デザインフロントバンパーを装備。

『Fiat Doblò Maxi 5 Black Edition 』 詳細はこちら

 楽しみ方無限大『いろいろドブロ』公式サイト

記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。フィアット・パンダ4x4/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 撮影

    小川和美

    Kazuyoshi Ogawa

    クルマ好きの父親のDNAをしっかり受け継ぎ、トミカ/ミニ四駆/プラモデルと男の子の好きなモノにどっぷり浸かった幼少期を過ごす。成人後、往年の自動車写真家の作品に感銘を受け、フォトグラファーのキャリアをスタート。個人のSNSで発信していたアートワークがAUTOCAR編集部との出会いとなり、その2日後には自動車メディア初仕事となった。

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