合計修理費は購入金額超え? トラブルとその顛末記(その3)【連載:遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画 #13】

公開 : 2026.04.24 12:05

イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルが、1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』をレポートする不定期連載。第13回は、『これまでに起きたトラブルとその対応』という話題の『その3』をお送りします。

今度はエンジンがかからない

こんにちは。イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルです。所有中の1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』のレポート連載第13回は、これまでに発生したトラブルおよびその対応記について『その3』をお送りします。現時点における最終章です。

さてさて『その1』、『その2』と続けてのトラブル報告を行ったとおり、かなりの範囲で手が入ったB11型サニーカリフォルニア。本人としては『細かく見れば気になるところはあるが、パワステも直した、ブレーキも直した、排気漏れも直した、オルタネーターも交換したので、あとは壊れたら大変なのはエアコンくらい?』と考えていました。

順番は前後しますが、今回の難修理がすべて完了して迎えに行った時の姿です。
順番は前後しますが、今回の難修理がすべて完了して迎えに行った時の姿です。    遠藤イヅル

実際に調子は抜群によく、公私で活躍を見せてくれたサニーなのですが、父親が乗っていた2024年12月のある日、『エンジンがかからなくなった』という連絡が入りました。キーを回してもセルが回らないというのです。

実は以前から、たまに同じ症状が出る時がありました。その際は、ポジションがゆるゆるのATシフトノブをPレンジの奥に押し込めばかかるので、インヒビタスイッチが原因かなあと睨んでいたのです。そこで父親に『シフトノブをガチャガチャしてみて』と返事をしましたが、結局、エンジンの始動はできませんでした。

ヒュースボックスが溶けている!?

そうなりますと、やはり頼みの綱は主治医の『オートサービス&パフォーマンス・エンドウ』です。レッカーを手配して運び込み、原因究明と修理をお願いしました。

結果はズバリ、スターターモーターがダメでした。うーむ、電装系は順番に寿命が来ている感じですね。パーツは見つかったので交換を行ってもらい、再びサニーは元気を取り戻しました。

エンジン始動不可で『ドナドナ』されるの図。レッカーのスタッフが旧車好きで、話が弾んだのは救いでした。
エンジン始動不可で『ドナドナ』されるの図。レッカーのスタッフが旧車好きで、話が弾んだのは救いでした。    遠藤イヅル

そして2025年5月、車検が切れる前に再び主治医のもとを訪ねました。車検整備とともに、いつ替えたかわからないタイミングベルトの交換も依頼。でも、大きな問題もなくすぐに帰ってくるだろう、と思っていました。

ところが前回のラストに『要修理箇所の本丸はなんとまだ他にあった』と記したとおり、フタをあけてみたら大変なことになっていたのです。

『リアワイパーが動作しないため点検したところ、リアワイパー&オーディオのヒューズから取り出したヒューズ電源が溶損。ヒューズボックス側の端子が折れてヒューズもグラグラ』、『ヒュースボックスも溶けている』とのこと。なんとまあ大変な事態です。そういえばたまにリアワイパーが動かず、ETCも突如使えなくなったりしていました。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    遠藤イヅル

    Izuru Endo

    1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター兼ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。実用車や商用車を好み、希少性が高い車種を乗り継ぐ。現在の所有は1987年式日産VWサンタナ、1985年式日産サニーカリフォルニア、2013年式ルノー・ルーテシア。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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