日本の道路事情にもマッチしたジープ・コンパスって、どんなクルマ? 限定車も登場

公開 : 2022.09.16 12:50

ジープ・コンパス「ロンジチュード」

ではここからはジープ・コンパスのラインナップについて詳しくチェックしていこう。

まずご紹介するのはコンパスのカジュアルグレードである「ロンジチュード」から。

このロンジチュードは、2WD(前輪駆動)を採用したグレードとなっており、4WDまではいらないけれど、イザというときのためにある程度のロードクリアランスは欲しいというシティ派ユーザーにピッタリの仕様となっている。

ここで勘違いして欲しくないのが、ロンジチュードはロアグレードではないということだ。

衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールはもちろんのこと、ステアリングアシスト付きの車線維持機能と、後方から車両が接近している際に車線変更をしようとした際、ステアリング補正で衝突回避のアシストをしてくれるアクティブレーンマネジメントやブラインドスポットモニター、標識を読み取って情報を表示してくれるトラフィックサインレコグニションなどに加え、縦列や並列駐車のアシストや出庫のアシストをしてくれる機能まで標準装備となっているのだ。

また、メーターはフルカラーの10.25インチマルチビューディスプレイとなり、ナビゲーションはアップル・カープレイとアンドロイド・オートにも対応した10.1インチタッチパネルモニターを備えたものとなる上に、ETC2.0も標準搭載となるなど、むしろ他車種の上位グレードに匹敵する装備となっている。

さらにエクステリアでは精悍なブラックペイントルーフも標準となっていながら、価格は455万円と輸入SUVとしてはリーズナブルである点も見逃せない特徴と言えるだろう。

ジープ・コンパス 公式サイトをみる

記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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