試乗 トヨタRAV4新型(日本仕様) ガソリン/ハイブリッドを公道・ラフロードで評価

公開 : 2019.04.10 13:31  更新 : 2021.01.28 18:34

新型トヨタRAV4が、日本発売されました。新4WDシステムを初採用するガソリン車に加え、ハイブリッド車を比較試乗! 実車写真とあわせてご覧ください。

もくじ

どんなクルマ?
サイズ CR-Vと5mm差
日本は、2.5ℓ HV/2.0ℓガソリン
E-Four 高出力化

どんな感じ?
内装 車内空間は?
試乗 アドベンチャー/ハイブリッドG
3種の4WD ダートで比較

「買い」か?
買い得グレードは?

スペック
トヨタRAV4のスペック

どんなクルマ?

サイズ CR-Vと5mm差

今回で通算5代目となるRAV4だが、それ以前の4代目は結局のところ日本で販売されることはなかった。その理由のひとつは日本専用車種として開発された3代目ハリアー(4代目RAV4とプラットフォームを共有)との食い合いを避けるためだったが、国際的には2013年で終わった3代目RAV4が日本では延長販売されたこともあり、国内におけるRAV4不在期間は実際は約2年半……と意外に短い。

最近のトヨタは日本専用車種を減らしていくのが基本方針だが、ハリアーはいまだ国内でも屈指の人気商品だけに、ハリアーが終わるという情報は今のところない。事実、国内での新型RAV4の価格設定はハリアーより1クラス下の位置づけとなっており、きちんと棲み分けている。

新型RAV4のボディサイズはCセグメントSUVのど真ん中といえるもので、全長でいうとマツダCX-5より少し長いがスバルフォレスターよりは短い。ただ、それ以上に注目すべきは、スリーサイズの数値がすべて、北米で最大の競合車となるホンダCR-Vと5mm以内の差におさまっていることだ。なんとも明確な対抗意識である。

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