トヨタRAV4新型 チーフエンジニア佐伯禎一インタビュー 先代とどう違う?

公開 : 2018.12.05 11:15  更新 : 2021.01.28 18:34

トヨタRAV4新型の情報が増えてきています。AUTOCAR英国編集部は、チーフエンジニアの佐伯禎一と一問一答を実施。重視優先した点やPHEVの予定、さらにはハイパフォーマンスモデルの投入についてもストレートに聞いています。

RAV4チーフエンジニア佐伯禎一に聞く

ーーこのクルマにおいて最も重視優先した点は?

「最大の目標はRAV4を本当のSUVにすることでした。どんな消費者からも頼られるようなSUVを目指しました。オフロードを走る方は少ないかもしれませんが、少なくともRAV4が『走れる』ということを知っていただくことが重要です」

ーーディーゼルを望むカスタマーはどうすれば?

「新開発のハイブリッドシステムは燃料消費率が非常に優れています。レスポンスもドライバーの思うがままに反応しますし、これらは通常のガソリンエンジンではなし得ないことです」

ーープラグインハイブリッドモデルの予定は?

「現在はありません。実際に販売するとなったらパワーや性能、価格のことも考慮しなければなりませんし、今はまだそのバランスが十分に取れていない。ただ、技術的には可能なので、コンディションが整い次第検討に入りたいと思います」

ーー新型はより運転するのが楽しくなるか?

「もちろんです! トヨタの匠たちによってこのクルマはデータ上の性能のみならず、人間のフィーリングにも基づいて開発されています」

ーー先代よりも車体は軽くなっているか?

「先代には無かった装備や機能を盛り込みましたが、それでも旧モデルに比べておよそ4%軽くしました」

ーーハイパフォーマンスモデルは登場するか?

「新しいハイブリッドシステムとスポーツ性能を重視したシャシーがありますので、十分に可能性はあると思います」

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