試乗 トヨタRAV4新型(日本仕様) ガソリン/ハイブリッドを公道・ラフロードで評価

公開 : 2019.04.10 13:31  更新 : 2021.01.28 18:34

日本は、2.5ℓ HV/2.0ℓガソリン

グローバルでは2.5ℓガソリンなども用意されるパワートレインだが、日本仕様のそれは2.5ℓハイブリッドと2.0ℓガソリン(の変速機はCVT)の2種類。2.5ℓハイブリッドはカムリレクサスESなどでお馴染みのあれだ。そして、2.0ℓも熱効率40%を豪語する新世代ダイナミックフォースエンジンで、日本ではレクサスUXに続く2例目となる。

ただ、UXの2.0ℓエンジンがハイオク仕様なのに対して、RAV4のそれは手ごろなSUVということもありレギュラー仕様にディチューンされている。もっとも、そのレギュラー化も燃焼室=圧縮比には手をつけず、主に排気系の変更で対応しているのは興味深い。

新型RAV4の駆動方式にはエントリーモデルとしてFFもあるが、主力はあくまで4WDだ。しかもパワートレインやコストに応じて3種類の4WDが用意されており、そこには後輪左右それぞれに電子制御カップリングを備えて左右トルク配分を行うという新開発の “ダイナミックトルクベクタリングAWD” も含まれる。

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