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2015.12.04

未来のF1マシン、マクラーレンMP4-Xを発表

マクラーレンは将来のF1マシンがこうなると解釈したコンセプト・モデルを発表した。MP4-Xと呼ばれるマシンで、シングル・シーター、クローズド・コクピットのモデルだ。

「マクラーレンMP4-Xで未来のイメージを表現したかった。」とはマクラーレン・テクノロジー・グループのブランド・ディレクターであるジョン・アラートの弁。「このF1には、速度、エキサイトメント、パフォーマンスを持ち合わせると同時に、ドライバーの安全を確保するクローズド・コクピットや、ハイブリッド・パワートレインが用いられている。F1の将来にわたっても究極なコンペティティブなスポーツだ。誰もが興奮するハイパフォーマンスでハイテクノロジーのショーケースであり続ける。」ともコメントしている。

パワートレイン
MP4-Xは内燃機関のエンジンを搭載しない。その代わりにモーターを積んだモデルとなる。これにはマクラーレンP1やフォーミュラEで培った技術が使われる予定。薄型化されたバッテリーがクラッシュ・ストラクチャー内部にマウントされ、ソーラー・エネルギーもチャージにために使用される。

アクティブ・エアロ・ダイナミクス
フェンダーに付けられた電極によって、電子的にボディが制御される。現在のF1では禁止されているが、プラズマ・フロー制御によって高いコーナリング・フォースを生み出すという。また、特定の状況下で電流を流すことによって形状が変化する形状記憶合金も使用される。

グランド・エフェクト
これも現在のF1では禁止されているが、グランド・エフェクトも有効に活用される。とりわけ、内燃機関と燃料タンクがないことによって、デザイナーはアンダーボディを自由に設計できるようになるとされる。

コクピット
F1はクローズド・コクピットの可能性について長いこと協議してきた。このMP4-Xはそのクローズド・コクピットが採用されている。MP4-Xではドライバーのヘルメットに周りの状況をフィードバックするためのカメラが付けられる。ドライバーが360°の視界をヘルメットを通じて得ることができる。また、情報はすべてHUDによってドライバーにもたらされる。

車輌システム
マクラーレンMP4-Xは、フィジカル・コントロールを持つ。これは、ドライバーの脳の電気信号を捉え、ステアリング操作、加速、制動を行えるというもの。

タイヤ・センサー
タイヤ・センサーも進化したものが採用される。このセンサーでは、タイヤがバーストしたりブローアウトするのを事前に察知することが可能。MP4-Xはタイヤが完全にカバーされているため、その状況をドライバーが直接目視して捉えることが不可能なため、センサーがその代わりを務めるというもの。

ドライバー・テクノロジー
チームはリアルタイムにドライバーの生態想定を行うことが可能。バイオセンサーを利用したシステムで、ドライバーの疲労度合いもリアルタイムに測定が可能だ。

 
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