新型BMW M3、2019年登場へ 3.0ℓ直6ターボ増強 4WD見送り

公開 : 2018.03.29 20:10

2019年型BMW M3のテスト風景がニュルブルクリンクで目撃されました。軽量化を実現しながら多少のパワーアップを果たすものの、FRレイアウトは維持されます。また、BMWはMモデルのラインナップを拡大し、よりマイルドなモデルも設定するようです。

もくじ

新型M3、軽量化を実現
エンジンはパワーアップ、FRレイアウトは維持
M-パフォーマンスモデルの追加によりラインナップを拡充

新型M3、軽量化を実現

2019年に登場する6世代目3シリーズの高性能版が、BMWのMモデルのラインナップ拡大のきっかけとなるようだ。

BMWのM部門はメルセデス-AMGやアウディ・スポーツとの戦いを制するべくラインナップを拡大する。この次期型M3がその最初のモデルとなる。

厚いカモフラージュを施してニュルブルクリンクでテストされるこの新型M3は、Mの新たな戦略をはっきりと映し出している。もちろんこのスーパーサルーンは完成には程遠いが、ハイペースな走りができるほどシャシーやパワートレインの開発が進んでいることがわかる。

3シリーズをベースとするこのM3は、BMWのCLARプラットフォームの最新版が使われている。これはすでに5シリーズや7シリーズとそのM版であるM5とM760iXに使用されているものだ。アルミと高張力鋼を多様することにより、ボディサイズを拡大しながら軽量化することに成功している。

新型プラットフォームの採用に加えて、BMW MはこのM3に軽量なカーボンファイバーのパーツを各所に標準で使用することを決めている。これにより現行M3 CSの1585kgを下回る車重を実現するという。もちろん公式な発表ではないが、現行M5と同様にカーボンファイバー製ルーフが標準装備される見込みだ。

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