[ABARTH 70周年]嶋田智之が、いま見つめるABARTH 595

自動車メーカーを救ったモデルたち 18選 前編

2019.05.11

100字サマリー

多くの自動車メーカーは過去に破産する瀬戸際まで行き、たったひとつのモデルによって救われた経験があります。その身ひとつでメーカーを立て直したクルマを讃え、年代順に見ていきましょう。

フォルクスワーゲン・ビートル(1948-2003)

ビートルはフォルクスワーゲンを救い、英国陸軍少将のイヴァン・ヒーストがビートルを救った。ビートルはナチス時代に開発され、VWの工場は戦後、英国の占領地に属していた。

ヒーストはこの工場の生産ラインを再整備して操業を再開し、英国陸軍にこの普通ならざるクルマ2万台を購入するよう説得した。このモデルはタイプ1と呼ばれ、空冷4気筒エンジンをリアに搭載したすべてのビートルの原型となった。

工場責任者だったハインリヒ・ノルトホフが販売網を整えるにつれて、ビートルの販売台数は徐々に増加した。そして1955年には100万台ものビートルが生産された。これで得られた利益が会社の基礎を築き、巨大なグローバル企業という今日の姿につながった。

ビートルは最終的にドイツ、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、さらにはマレーシアやナイジェリアでも生産され、生産台数は累計2億1500万台にも上った。

 
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