社員の「ながら運転」、企業の対策は? 変わるドライブレコーダーの役割

公開 : 2019.12.01 16:23  更新 : 2023.11.24 14:46

運行管理者に連携

ドライバーの動きを捉えた映像と警告データは運行管理者にリアルタイムで届けられ、さらにウェブサイトの管理ツール上で情報の確認や分析が行える。

一般的なドライブレコーダーでは事故やヒヤリハットと言われる危険な状況が発生した際に役立てられるが、ナウトでは潜在リスクである無数の不安全な運転行動をあぶり出すことができる。

ドライブレコーダーが、ヒヤリハットを未然に防ぐことができれば、企業はさまざまなリスクを減らすことができる。
ドライブレコーダーが、ヒヤリハットを未然に防ぐことができれば、企業はさまざまなリスクを減らすことができる。

危険挙動を起こす要因となる人の不安全行動を可視化すれば、日頃から安全指導が効率的に行え、ヒヤリハットそのものを未然に防止できる。

ドライバーの意識を変えて事故や交通トラブルを減らせれば、企業はさまざまな損害を回避することが可能となるのだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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