【たった3車種に】教習車モデル、なぜ減少の一途をたどる? 減った免許取得率 MTも

2020.01.25

サマリー

誰もが必ずお世話になる教習車。むかしは各自動車メーカーが「教習車仕様」を用意していました。しかし近年はトヨタ/マツダ/ホンダの3メーカーのみに。なぜここまで減ってしまったのか。小鮒康一が調べました。

もくじ

教習車に使うための車種が減っている
実は各メーカーに「教習車仕様」があった
メーカーにとって顧客=教習所が減少傾向

教習車に使うための車種が減っている

text:Kouichi Kobuna(小鮒康一)

自動車の運転免許を取得する際に誰もが必ずお世話になる教習車。

教習所ではもちろん、試験場で一発取得を目指した人でも現地で必ず乗ったはずだ。

「カクカクしたセダン」のイメージが強いトヨタ・クラウン・コンフォート教習車。写真はガソリンエンジン仕様/5速マニュアルのスーパーホワイトII。
「カクカクしたセダン」のイメージが強いトヨタ・クラウン・コンフォート教習車。写真はガソリンエンジン仕様/5速マニュアルのスーパーホワイトII。

筆者のようにアラフォー世代のドライバーであれば、教習車と言えば古臭いカクカクしたセダンというイメージがあるのではないだろうか?

確かに運転に不慣れな教習生からしてみれば見切りのよい角ばったセダンは運転もしやすく、基本的な運転方法を学ぶにはもってこいと言えた。

しかし、最近では角ばったセダンはすでに絶滅し、空力を重視した流線形のデザインが一般的となっており、それに伴って教習車のラインナップも変化している。

教習所によっては輸入車をラインナップしたり、SUVタイプの車両を導入したりと、各教習所ごとに特色を打ち出したりもしているが、実は教習車とするためには当然ながら規格が決まっている。

とはいえその基準は厳しいものではなく、「乗車定員5人以上の専ら人を運搬する構造の普通自動車で、長さが4400mm以上、幅が1690mm以上、軸距が2500mm以上、輪距が1300mm以上のもの」となっているだけ。

そのため、一般的なセダンからハイブリッドカー、SUVまでOKで、なかには時代の流れを鑑みてミニバンタイプの車両を導入しているところもあるほどなのだ。

 
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