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交換したくてもできない なぜメーカー純正の一体化ナビ/オーディオが増えた?

2019.10.22

100字サマリー

むかしは交換することも楽しみの1つだった、カーオーディオ。いまはメーカー純正として、インテリアに組み込まれているものが増えてきました。交換可/不可、それぞれの良し悪し、メーカーの狙いを小鮒康一が探ります。

もくじ

カーオーディオ 昔は交換前提の人も
再び純正装着の波がやってきたが……
ドライバーの安心、安全のために

カーオーディオ 昔は交換前提の人も

text:Kouichi Kobuna(小鮒康一)

一昔前のクルマ好きにとって、新しくクルマを購入したときに真っ先に検討したのが、オーディオのアップグレードではなかっただろうか。

90年代ごろのクルマに純正で装着されていたオーディオは、お世辞にもいい音が鳴るという類のものではなく、最低限の音が出るという代物だった。

かんたんに交換できた、かつてのカーオーディオ。
かんたんに交換できた、かつてのカーオーディオ。

オプションとしていくつか他のオーディオのラインナップもしていたが、どうせ同じくらいの費用をかけるなら自分好みのアフターマーケット品に交換したいと考えるクルマ好きが多かった時代である。

そして2000年代に入るとカーオーディオだけではなくナビゲーションシステムも一般的となり、せっかく純正オーディオがされていても交換してしまうユーザーが増えてきた。

ということで、新車の状態ではオーディオ、ナビ類を一切装着されない「オーディオレス」という仕様が一般的となっていた。

スピーカーや基本的な配線類は備わっているものの、ヘッドユニットとなるオーディオやナビは数あるオプションの中から、もしくはアフターマーケット品からお好きなものを、という配慮から生まれた方式だった。

一方でオーディオ類にこだわりのないユーザーからしてみると、別途オーディオ類を用意しなければならないというデメリットも生じていたと言えるだろう。

 
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