新型『トヨタRAV4』のベストチョイスは? トップグレードPHEV『GRスポーツ』かハイブリッドの『アドベンチャー』か

公開 : 2026.06.23 12:05

トヨタのミッドサイズSUV『RAV4』。6代目となる現行型は昨年5月にワールドプレミアされ、12月に日本仕様が発表、発売されました。その中でスポーティテイストのモデル『GRスポーツ』を篠原政明が取材します。

ラインナップは3グレードを設定

日本では昨年12月に発表、発売されたミッドサイズSUV、新型『トヨタRAV4』。今年2月にはPHEVモデルが追加されている。

そのラインナップは標準モデルの『Z』、アウトドアイメージを強めたエクステリアの『アドベンチャー』、そしてスポーティに仕立てた『GRスポーツ』と3グレードが設定される。

新型トヨタRAV4の『GRスポーツ』(左)と『アドベンチャー』(右)。
新型トヨタRAV4の『GRスポーツ』(左)と『アドベンチャー』(右)。    山本佳吾

パワートレインは、いずれも2.5L直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドで、リアアクスルにもモーターを搭載することで、駆動方式は電動4WD『E-Four』となる。

なお、Zは普通のハイブリッドとPHEV(プラグインハイブリッド車)が設定され、アドベンチャーはハイブリッドのみ、GRスポーツはPHEVのみとなり、Z以外はパワートレーンが決まってしまう。

GRスポーツでは普通のハイブリッドが選べず、アドベンチャーはPHEVが選べない。ユーザーの反響次第では、どちらも選択できるようになるかもしれないが、現状では悩む購入希望者も少なくないだろう。

価格は、Zはハイブリッドが490万円、PHEVが600万円。アドベンチャーは450万円。GRスポーツは630万円となる。

また、サブスクリプションのKINTOを使えば、アドベンチャーなら月額3万8390円から、GRスポーツでも月額6万5230円から手に入れることができる。ボーナス時増額など条件はいろいろあるが、予算的に悩んでいる人は、こちらを検討するのもありかもしれない。

『GR』の車名らしく走りを重視

今回の取材車はトップグレードとなるGRスポーツ。『GR』の名を冠するだけあって走りを重視し、スポーティな内外装が与えられている。

サスペンションやEPS(電動パワーステアリング)は専用チューニングされ、優れた操縦安定性と的確な操作性が味わえる。下まわりではフロントにパフォーマンスダンパー、リアにGRブレースを標準装備し、ボディ剛性の強化や走りの質感を高めている。

『GR』の名を冠するだけあって走りを重視し、スポーティな内外装が与えられている。
『GR』の名を冠するだけあって走りを重視し、スポーティな内外装が与えられている。    山本佳吾

エクステリアは、バンパー一体のフロントグリルのデザインはZと似ているが、こちらはピアノブラック塗装の専用品で、サイドスポイラーとリップスポイラーも装着。ルーフエンドにはウイングタイプのリアスポイラーも備わる。

タイヤサイズは20インチにアップされ、ブラック塗装+切削光輝+ダーククリアの専用ホイールの内側には、赤いブレーキキャリパーが見える。そしてボディ前後には『GR』マークが誇らしげに輝く。

インテリアでは、まずドアを開けるとGRロゴの入った専用フロントドアスカッフプレートが目に入る。シートは、ヘッドレストにGRロゴが入れられた専用スポーティタイプで、シート地は合成皮革+ブランノーブ(スエード調人工皮革)。

もちろん電動アジャストで、ヒーターも内蔵する。フロントコンソールも専用で、ニーパッドも装備。ステアリングホイールは本革巻きで、ペダルはアルミ製だ。メーターディスプレイもGRロゴ付きの専用となる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影

    山本佳吾

    Keigo Yamamoto

    1975年大阪生まれ。阪神タイガースと鉄道とラリーが大好物。ちょっとだけ長い大学生活を経てフリーターに。日本初開催のWRC観戦をきっかけにカメラマンとなる。ここ数年はERCや欧州の国内選手権にまで手を出してしまい収拾がつかない模様。ラリー取材ついでの海外乗り鉄旅がもっぱらの楽しみ。格安航空券を見つけることが得意だが飛行機は苦手。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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