直6ツインターボを443psへ大幅パワーアップ BMW『X3 M50』改良型登場 スタイリッシュな『ブラックパッケージ』も

公開 : 2026.10.05 17:05

BMW『X3 M50』のマイナーチェンジが実施され、ツインターボ3.0L直6エンジンの最高出力が398psから443psにアップしました。モータースポーツから着想を得たスタイリングパッケージも導入されました。

398psから443psに強化

BMWは、高性能SUV『X3 M50』の改良型を発表した。直列6気筒エンジンは最高出力443psに強化され、モータースポーツをモチーフにした新しいオプションパック『ブラックパッケージ』も導入される。

X3 M50は、メルセデス・ベンツGLCのライバルである現行X3のMパフォーマンスモデルであり、搭載されている3.0Lツインターボ直列6気筒マイルドハイブリッドパワートレインは従来398psを発生していた。今回の改良ではリマッピングにより45psの出力向上が図られ、0-100km/h加速タイムは4.4秒に短縮された。

BMW X3 M50
BMW X3 M50    BMW

また、新たなスタイリングオプションとして『ブラックパッケージ』が追加された。BMWによれば、モータースポーツからインスピレーションを得たもので、新しい22インチのブラックアルミホイール、グロスブラック仕上げのブレーキキャリパー、そしてグロスブラックのエンブレムが含まれる。英国での価格は8万1569ポンド(約1700万円)からだ。

インテリアの質感も向上

インテリアでは、インストゥルメントパネルやセンターコンソールのトリムにアルカンターラを使用し、ヘッドレストには新たな「M」ロゴのステッチ、シートにはブルーのステッチが施される。また、一部の操作部にはBMWインディビジュアルの「クラリティグラス」が採用されている。

これらのスタイリングオプションはX3 M50ブラックパッケージ限定となるが、BMWはX3シリーズ全体に対しても数多くの変更を加え、12月以降に各モデルで選択可能となる。

BMW X3 M50
BMW X3 M50    BMW

センターインフォテインメントスクリーンの前面には新しいソフト素材が採用され、インストゥルメントパネルにはステッチパターンが、センターコンソールとドアハンドルにはアンビエントライトが追加された。また、グローブボックスの開閉レバーも再設計された。

さらに、BMWによると、エントリーモデルの『X3 20 xドライブ』に搭載される4気筒エンジンは、今後導入されるユーロ7排出ガス規制に準拠するよう改良されたという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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