価格は212万円から! スズキが新型軽乗用EV『eスカイ』発売 ワゴンRと同ジャンルのハイトワゴン 日常使いにちょうどいい身近な存在を目指す

公開 : 2026.10.06 10:00

価格212万円のエントリーグレード『A』は受注生産

安全装備では、トップグレードの『X』はアダプティブクルーズコントロールや車線維持支援機能なども標準装備。それ以外のグレードでも、デュアルブレーキサポートIIを始め、後方も含めた誤発進抑制機能や前進、後退時の低速時ブレーキサポート、車線逸脱警報&抑制機能など、かなりのレベルで充実させている。

また、万が一の衝突時にはサスペンションフレームを離脱させて乗員への衝撃を軽減する構造を採用し、安全性能を高めた。

乗員を包み込むような安心感と伸びやかなゆとりを兼ね備えた、居心地のよい空間を表現。
乗員を包み込むような安心感と伸びやかなゆとりを兼ね備えた、居心地のよい空間を表現。    スズキ

グレードと価格は、トップグレードの『X』が279万円、中核グレードの『G』が239万円、エントリーグレードの『A』が212万円。ただし『A』は装備を簡略化した営業車用的なグレードのため、受注生産となっている。

ちなみに全方位モニター付きディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機は、『X』では標準装備、『G』では20万円のメーカーオプションとなる。

装備やパワースペックなどの違いもあるから単純には比べられないが、サクラ(244万8600~299万8600円)やN-ONE e:(269万9400~319万8800円)よりも安めの価格設定で、ラッコの価格(214万5000~249万7000円)はかなり意識しているはず。

もちろん、国や自治体の補助金を有効活用すれば、エンジン車の軽自動車と同等か、それよりも少ない予算で購入することも可能だろう。

ラッコの日本デビューで活性化した軽EVの市場だが、あちらはスーパーハイトワゴン。ハイトワゴンであるeスカイは、より身近で、日常使い+α的にちょうどいい、いかにもスズキの軽らしいEVと言える。今後の販売状況は、要注目となりそうだ。

スズキeスカイXのスペック

全長×全幅×全高:3395×1475×1625mm
ホイールベース:2460mm
車両重量:1030kg
モーター:交流同期電動機
最高出力:47kW(64ps)
最大トルク:133Nm(13.6kg-m)
バッテリー総電力量:26kWh
WLTCモード航続距離:310km
駆動方式:FWD
タイヤサイズ:165/65R14
価格:279万円

ボディカラーは11色。価格は212万~279万円となる。
ボディカラーは11色。価格は212万~279万円となる。    スズキ

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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