栃木県を中心とするクルマ好き社交の場『フリーモータリングミーティング』 新旧洋邦を問わず、様々な趣味車が集結 124回も続く人気イベント

公開 : 2026.10.10 11:45

2010年8月から、栃木県内を中心とするクルマ好きが集まる社交場として継続開催されてきたイベント『フリーモータリングミーティング』。9月27日に開催された124回目の様子を、高桑秀典がレポートします。

趣味性が高いクルマの愛好家が参加者の中心

栃木県内を中心とする、クルマ好きが集まる社交場として長きに渡って継続開催されてきたイベントがある。それが『フリーモータリングミーティング』(以下FMM)で、2010年8月にスタートした。

諸事情により2021年5月から2年間休止したが、2023年5月から新体制にて再開。9月27日に開催されたFMMが124回目だったので、その開催回数の多さからもファンが多いイベントであることを窺い知れる。

参加者同士の親睦が深まることが目的なので、クルマの新旧洋邦を問わずに開催している。
参加者同士の親睦が深まることが目的なので、クルマの新旧洋邦を問わずに開催している。    高桑秀典

趣味性が高いクルマの愛好家が参加者の中心となっているが、クルマの新旧洋邦は問わず、オーナーの年齢、職業、居住地などもすべて関係なしに、ただただクルマが好きという共通点だけで参加者同士の親睦が深まっていくことを趣旨としている。

ミーティング会場は正式に申請して貸し切り、有料で借りて開催しており、公平を期すために会員登録および入場料を支払わないオーナーの参加を断っている点も特徴だ。

「お互いを尊重しながら親睦を深め、横のつながりを作って、情報交換の場にしてもらえればと思っています。クルマが入口ではあるものの、FMMの最大の特徴はあくまでも温かく穏やかな人の“つながり”」とは、FMM主催者がSNS上で参加メンバーに向けてアップしているコメントである。当イベントの概要がよく分かる一文だといえるだろう。

主催するのはクラシック・アルファ・ロメオのオーナー

FMMを主催しているのは、1969年式アルファ・ロメオ・ジュリア1300TIを2009年から愛用している鈴木丈生さん。まず、FMMを始めるまでに話を訊く前に、クラシックカーを購入したきっかけから伺ってみた。

「マロニエランというイベントにコドライバーとして参加しているうちに、洗脳されてきちゃったんです。次第にドライバーとして参加したほうがさらに面白いだろうな、と思うようになり、旧いクルマを増車することにしました。

愛車のジュリア1300TIにテントなどのイベント用品を積んでくる主催者の鈴木さん。
愛車のジュリア1300TIにテントなどのイベント用品を積んでくる主催者の鈴木さん。    高桑秀典

カニ目の愛称で知られるオースチン・ヒーレー・スプライトをチョイスしたかったのですが、今でも愛用しているNA型ロードスターが既に手元にあり、そのような状況でオープン2シーターを増車するのはさすがにマズかろうと思い、家族4人で移動できる旧車を狙うことにしました。

とはいえ、自宅に設けたビルトインガレージはカニ目を入れる寸法で造っちゃったんですけどね」

こうして2009年にクラシック・アルファ・ロメオを購入し、その翌年にFMMがスタートしたが、この短期間に何があったのか? についても話してもらった。

「コドライバーとしてイベントを楽しんでいた時に、930型のポルシェ911に乗っているオーナーさんをお見かけしたんですね。その後、SNSを通じて何回かやり取りするようになって会うことになりました。

初対面なのに意気投合し、ふたりでもこんなに面白いんだから、もっと多かったらさらに面白いはず、と思ったわけです。でも、その時は参加できそうなイベントがありませんでした。ならば、自分たちでやってみようということになり、FMMが始まりました」

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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