ボルボ、中国と米国の販売不振で業績予想を撤回 新型PHEV『XC70』は好調 下半期の快復に期待

公開 : 2026.10.15 07:25

SPA3プラットフォーム車で利益率向上

排出ガス規制が大きく変化する中、特に主要市場である米国で内燃機関車の需要が依然として堅調であるため、ボルボはXC90およびXC60モデルの生産期間を延長せざるを得なかった。しかし、米国でも電動化を進めることで、競合他社との差別化を図りつつ、収益性も確保できるとの考えを示している。

「当社の製品ポートフォリオは旧式化しています。これに対する変更点についてはこれまで多くを伝えてきました。しかし現時点では、かなり古くなってきています」と、ボルボのフレドリック・ハンソンCFOは投資家向け説明会で述べた。

ボルボEX60
ボルボEX60    ボルボ

ボルボは、SPA3プラットフォームを採用したEVモデルの利益増加に加え、ジーリーとの部品・技術の共有を背景に、利益率8%を長期的な目標としている。

ハンソン氏は、「利益の大幅な向上は、SPA3が持つ利点によるものです。販売台数にかかわらず利益率の向上をもたらすでしょう」と述べた。

EX60は、並行して販売されるXC60よりも収益性が高いと見込まれている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ニック・ギブス

    Nick Gibbs

    英国編集部ビジネス担当記者
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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