ポルシェ新型『ミッションS』初公開! 911より上位の内燃機関ミドシップ・スポーツカー、量産版も開発中 新デザイナーによる渾身の一作
公開 : 2026.10.16 16:45
ポルシェが新型のコンセプトカー『ミッションS』を公開しました。911の上に位置するフラッグシップモデルを予告するもので、現在量産版の開発が進められています。EVではなく、内燃機関を搭載することになります。
918スパイダー以来の最上位モデル
ポルシェは、新型のコンセプトカー『ミッションS(Mission S)』を米ニューヨークで公開した。将来のデザイン方向性を示すとともに、『911』の上位に位置する次世代のミドシップ・スポーツカーの姿を予見させるものだ。
外観は、新デザイン責任者トビアス・ズールマン氏率いる新しいスタイリングを予見させるものだが、同社社長のマイケル・ライターズ氏は、すでに最終的な量産モデル向けの新しいプラットフォームの開発に着手していることを明らかにした。

ポルシェはかねてより911の上位に位置するモデルを計画しており、2023年にはEVの『ミッションX』コンセプトを披露した。しかし、ハイエンドな電動スポーツカーへの需要が限られていたため、その後プロジェクトを中止し、現在は内燃機関車に焦点を移している。
新プラットフォームは、ハイブリッドパワートレインに対応するよう設計されているが、EVは想定されていない。これは、ポルシェが内燃機関の開発を再び強化していることを示唆している。
911よりも上位に君臨する最後のミドシップモデルは、2013年に発売されたスーパーカー『918スパイダー』だった。ミッションSの量産モデルはそこまで極端な仕様にはならず、その性能は911と918の中間になるように設計される。
歴代モデルのデザインを色濃く反映
重要なのは、限定生産モデルではなく、通常の量産モデルとなり、おそらくツッフェンハウゼン工場で911と並行して生産される可能性が高いということだ。しかし、新戦略「Sportwagenschmiede 35」で示された通り、収益性の高いモデルラインナップを目指す取り組みとして、限定版のバリエーションも登場すると予想される。
ミッションSは、ポルシェの刷新されたデザイン言語を体現している。マクラーレンの元デザイン責任者であり、フォルクスワーゲン、ブガッティ、アストン マーティン、ベントレーでも勤務経験のあるズールマン氏は、今年2月にミヒャエル・マウアー氏の後任としてデザイン部門のトップに就任した。

ズールマン氏によると、このコンセプトカーのデザインはわずか8か月で開発されたという。「ある晩、マイケル・ライターズから電話があり、『911の上位に位置づけられるクルマ』についてのアイデアとビジョンがあると言われました」と彼は語った。
デザインは、1990年代後半の『カレラGT』や、そのインスピレーション源となった『911 GT1』の影響を色濃く受けており、特徴的な「トーピード(魚雷型)」のフロントライト周り、ルーフ前端の大型エアインテーク、そしてアグレッシブな印象を与えるリアディフューザーとスポイラーを備えている。


























