マクラーレン675LT
公開 : 2015.07.22 23:50
公道におけるトラクション・コントロールの介入度合いは絶妙のひとこと。気楽に楽しみたいのであれば、オフにする必要はまったくない。
サーキットに舞台をうつすと、こここそが650Sとの違いがわかる絶好のシチュエーションなのだと感じる。とにかく速い。そして制動力が並外れている。
ハンドリング・バランスを見るかぎり、ようやくマクラーレンはポテンシャルを全開にしたとも感じる。どっしりと構えたフロント・エンド、これからのアクセル操作に従順であろうとするリア・エンド。極めてアジャストしやすいミド・エンジン・カーが遅ればせながら誕生した。
速い。とにかく速い。675LTは、650SではなくP1寄りのクルマなのである。
■「買い」か?
650Sよりもどれくらい速いのか? というだけではなく、どれくらい愉しいクルマなのか? という切り口で見てゆけば、675LTの存在意義がクリアになる。
MP4-12C、12C、650Sとテストしてきたが、675LTに乗って初めて、マクラーレンのもたらす高揚感とは何かがわかった。
首元までキッチリとしめたシャツのボタンをひとつ外し、腕まくりをして飛ばす。そんなクルマなのである。
500台のうち、すべてが売り切れになったという事実が、ただただ悲しい。
(マット・プライヤー)
マクラーレン675LT
| 価格 | £259,500(5,000万円) |
| 最高速度 | 330km/h |
| 0-100km/h加速 | 2.9秒 |
| 燃費 | 8.6km/ℓ |
| CO2排出量 | 8.5g/km |
| 乾燥重量 | 1320kg |
| エンジン | V型8気筒3799ccツイン・ターボ |
| 最高出力 | 675ps/7100rpm |
| 最大トルク | 71.3kg-m/5500-6500rpm |
| ギアボックス | 7速デュアル・クラッチ |
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