マクラーレン675LT ガルフ・レーシングカラー MSOが顧客の夢を実現

公開 : 2018.06.04 06:10

ガルフ・レーシングカラーをまとった「マクラーレン675LT」の写真10枚です。90年代に活躍したマクラーレンF1 GTR ロングテールを、現代に蘇らせたいというカスタマーの夢。MSOが叶えました。

「ロングテール」 675LTで蘇る 写真10枚

マクラーレンのビスポーク部門「MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)」が、ガルフ・レーシングカラーのモデルを製造した。

1997年。ガルフ・ダビドフGTCチームからモーターシーンに送り込まれたマクラーレンF1 GTR ロングテール。

1996年シーズンのBPRグローバル・エンデュランス・シリーズを勝ち抜き、1997年のル・マンではGT1クラス優勝を果たしたF1 GTRを、ロードゴーイングカーとして蘇らせたい。そんなカスタマーの夢を現実のものとするために、MSOがパーソナライズドに乗り出した。

そして誕生したのがこちらの675LT。20スポークのホイール、特注のペイントを施した内外装が見る者の視線を奪う。1000時間を超えるビスポーク・プロジェクトが実を結んだのだ。

パーソナライズドのオーダーを受けたMSOは、ガルフ・オイル・インターナショナルに協力を打診。カラースキームを煮詰めていき、800時間を要するエアーブラッシングの末に完成した。
 

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