アウディA4アバント 2.0TFSI クワトロ

公開 : 2016.04.28 23:40  更新 : 2017.05.29 18:14

■どんなクルマ?

アウディA4アバントがフル・モデルチェンジ。5代目にあたる新型は、2016年4月に日本における販売が開始された。スタイリッシュな外観と快適な室内空間という魅力は継承。同時に、自動安全機能の充実をはじめ、車体軽量化と空力特性の見直しによる大幅な燃費低減など、時代に即した特徴を備えているのが注目点だ。

新型アウディA4アバントのラインナップは、大きくいうと2つに分けられる。
A4アバント 2.0TFSI(前輪駆動)
A4アバント 2.0TFSI クワトロ

前輪駆動版の2ℓ4気筒エンジンは140kW(190ps)の最高出力と320Nmの最大トルクを発生。いっぽうクワトロには同じ排気量ながらパワーが上がっている仕様が用意される。185kW(252ps)と370Nmだ。前輪駆動とクワトロ、どちらのモデルにも足回りなどがやや固められた「スポーツ」というグレードが設定されている。

全長4735mmで従来型より15mm延ばされた。全幅はプラス15mmのいっぽう、全高はマイナス10mm。ホイールベースは15mm延長されて2825mmとなっている。いっぽう重量削減は徹底して進められ、新型は最大で120kg軽量化に成功しているそうだ。やせ型の女性だと3人ぶん近い重量削減と思うと、効果の大きさがわかる気がする。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記