セアト・ミー・バイ・マンゴ

公開 : 2016.05.24 23:40  更新 : 2017.05.29 18:43

スコダはファッション・ブランドのマンゴとコラボレーションすることでミーの魅力を高めた。

■どんなクルマ?

われわれが属する消費者主導型の世界では、ブランド力が重要である。ブランド力がより強固になればなるほど、売価は高まってくる。しかしここ最近のカー・メーカーのなかには、ブランド力に強くすがらなくなったものもある。これらはその代わりにファッション性を重視するようになった。ベッカムとレンジローバー・イヴォークのコラボレーションなどがいい例だろう。

同じ手法を用いたのがスペインのセアトだった。ファッション・ブランドであるマンゴとコラボレーションする小型シティ・カーのミーは、ミー・バイ・マンゴというモデル名を纏うことで、あらたに誕生したのだ。限定150台のこのクルマの外装はホワイトでペイントされ、ドア・ミラーはパープルとなる。LEDのデイライト、15インチのホイール、ベルベットのハイライトが目で見てわかる特徴だ。内装はパープルの差し色がもっと増える。シートのトリム、ギア・レバーがパープルとなり、マンゴ製のハンドバッグ、パープルのウール製スカーフ、専用のキーがついている。

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