ポルシェ・パナメーラ・ワゴンはパリでデビュー

公開 : 2016.07.28 04:30  更新 : 2017.06.01 01:27

スポーツ・ツーリズモの名前になるであろうポルシェパナメーラのワゴン・タイプは2017年のパリ・モーターショーでデビューし、デリバリーがはじまるだろう。

ノルドシュライフェをはじめとするヨーロッパ各地でテストが目撃されており、シルエットは2012年のパリ・モーターショーでデビューした ‘パナメーラ・スポーツ・ツーリズモ・コンセプト’ を踏襲している。

ボディ・シェイプからは、後席のヘッド・ルームが拡張されていることがわかり、もちろん通常のパナメーラよりもトランク・スペースは広くなるだろう。

ルーフ・ラインは、ラゲッジ・ルームの拡大に併せて変更されている。また、リア・スポイラーも大きなものに変更されるようだ。それ以外、つまりBピラーから前は通常の4ドア・サルーンと変わりないようだ。

詳細は明らかになっていないものの、パナメーラ・スポーツ・ツーリズモのラインナップは、標準のパナメーラとそろえられる可能性が高い。

ライバルはメルセデス・ベンツSクラスアウディA8にあたり、もちろん伸びやかなボディ形状はメルセデス・ベンツCLSも視野に入っているだろう。

先ごろデビューしたばかりの2代目パナメーラは、ディーゼルとガソリン-ハイブリッドを来年初頭に導入する予定のよう。これによって、ドイツの大型モデルとラインナップは横並びになるというわけだ。

標準のパナメーラに比べると、パナメーラ・スポーツ・ツーリズモの価格は各モデルごとに高くなると思われる。パナメーラ4S(ガソリン)が£88,700(1,232万円)、4S(ディーゼル)が£91,788(1,275万円)、パナメーラ・ターボが£113,075(1,571万円)という価格を参考にできそうだ。


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