マクラーレンの新型3シーター、BP23のスタイリング・スケッチ公開

公開 : 2017.03.23 19:32  更新 : 2017.06.01 00:26

2億7700万円といわれるマクラーレンの3シーター・ハイブリッド・ハイパーGTが再来年に登場します。それに先立ち、スタイリング・スケッチが公開されました。

マクラーレンF1へのオマージュ そして最もパワフルなロードカー

マクラーレン史上最もパワフルなロードカー。つまりP1を凌ぐパフォーマンスのモデルが2019年に登場する。BP23というコードネームを与えられたこのモデルは、アルティメット・シリーズ、つまり最上級レンジの新型車ということになる。

このモデルが、2020年から他のシリーズに展開される最新ハイブリッド・テクノロジーを、先んじて搭載するという。

次世代ストラクチャと最新ハイブリッド・ユニット

BP23が採用するマクラーレンの次世代カーボンファイバー・ストラクチャは、2020年からは英国のシェフィールドで製造を行う予定だ。そして、マクラーレンの様々なモデルに展開されると思われる。

BP23の価格は£2,000,000(2億7700万円)で、106台が2019年に向けて製造される。なお、全ての車両のオーナーがすでに決まっているという。

スタイリングのファースト・イメージは、後方から眺めたもので、非常に滑らかなクーペ・スタイルであることが分かる。なおマクラーレンは、クーペだけが、アルティメット・シリーズに相応しい唯一のボディ・スタイルだとしている。

マクラーレンP1を上回るパフォーマンスを約束

また、2022年を目標に、マクラーレンは製造する半分のモデルになんらかのハイブリッド・システムを搭載する予定である。そしてその次世代ハイブリッドの第1弾がBP23ということになる。新開発の4.0ℓV8ツインターボとエレクトリック・パワーの組み合わせにより、最高出力はP1の915psを上回るものになるという。

マクラーレンのCEO、マイク・フルイットは、P1よりもハイ・パフォーマンスなバッテリー・パックをBP23に搭載することを認めている。


▶海外初試乗 / マクラーレン、F1を想起させる3シーターのBP23を106台製作

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