京都EVメーカー「GLM」、ボッシュと協業 「VCU」を共同開発

公開 : 2017.07.20 14:07  更新 : 2017.12.14 14:42

EVメーカーの「GLM」が、ボッシュと車両制御の分野で協業します。「VCU」を共同で開発するとのことですが、いったいどんなものなのでしょう?

GLMとボッシュ、「VCU」を共同開発

2019年の量産を計画しているGLMのEVスーパーカー「GLM G4」は、EVの駆動システムを制御するユニット「VCU」(ビークルコントロールユニット)を開発中だ。

「『GLM G4』に求められる高性能なVCUを実現するため」とGLMはコメントしている。そもそもVCUとは何なのだろうか?

VCUとは?

VCUはEV専用のパーツだ。バッテリーマネジメントシステム(BMS)やモーターを駆動するパワードライブユニット(PDU)、モーターの出力を調整するインバーター(電力変換装置)、車載用充電器等の協調制御をおこなう。

今回のVCUの制御対象は、ボディ部分を除く車両内部に特化し、他品種の車両にも応用できるようにするとのこと。これまで通り、完成車両とプラットフォームの両方を販売する戦略だという。

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