前輪駆動から後輪駆動へ大変更! 449psの四駆も登場 BYD改良型『アット3エボ』発表 航続距離は510kmへ

公開 : 2026.02.12 17:25

BYD『アット3』が大幅改良を受け、『アット3エボ』として発表されました。最大の変更点は前輪駆動から後輪駆動へ切り替わったことです。バッテリー、モーター、足回りも強化され、航続距離とハンドリングが向上しました。

バッテリー、モーター、足回りを大幅強化

BYDは、電動クロスオーバー『アット3』の改良型として『アット3エボ』を発表した。新しいバッテリーを採用したほか、前輪駆動から後輪駆動に変更したことで航続距離が大幅に伸びた。

アット3エボではバッテリー容量が60.5kWhから74.8kWhに拡大。モーターの配置変更と相まって、WLTPサイクルの航続距離は418kmから510kmに向上している。

BYDアット3エボ
BYDアット3エボ    BYD

モーターの最高出力は204psから312psへ、最大トルクは31.6kg-mから38.7kg-mへ強化された。これにより0-100km/h加速は7.3秒から5.5秒に短縮された。

さらに、デュアルモーター搭載の四輪駆動モデルも新たに追加された。合計出力449ps、最大トルク57.1kg-mで、0-100km/h加速は3.9秒となる。ただし、航続距離は470kmにとどまる。

電気系統は400Vから800Vへアップグレードされ、最大充電速度が従来の88kWから220kWに向上。競争力のある数値となった。

急速充電器を使用した場合、これまでは30%から80%の充電に29分かかっていたが、現在は10%から80%まで25分で充電可能だ。最大3kWで外部機器への給電も可能である。

モーターのリアへの移設に伴い、マルチリンクサスペンションも従来の4リンク式から5リンク式に変更され、ハンドリング性能が向上したと言われている。

また、トランク容量は50L拡大し、合計490Lとなった。ボンネット下には101Lのフロントトランク(フランク)が新設された。

室内では、ギアセレクターがステアリングコラム付属のレバー式に変更された。8.8インチのデジタルメーターパネルと15.6インチのインフォテインメント・タッチスクリーンもソフトウェアが更新されている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事