カイエン・ターボ2017年モデル、フランクフルトで登場 4ℓV8は550ps 

公開 : 2017.09.12 21:22  更新 : 2017.09.12 21:23

3チャンバーエアサスペンション 前後でサイズの異なるタイヤ

カイエン・ターボのあたらしい軽量シャシーは、スポーツカーの精度、サルーンの快適性、オフロードカーの走破性という3つの長所を目指した。

特に、あたらしい3チャンバーエアサスペンションと電子制御ダンパーシステムPASMの組み合わせにより、幅広い路面状況への適応幅が増えたという。

前後でサイズの異なるタイヤ(標準装備でフロントが285/40、リアが315/35)というコンセプトは、スポーツカーの設計に由来するもの。

アダプティブエアサスペンションの設計において、スプリングストラットあたり3つのエアチャンバーが使用されているため、異なるバネ定数のマップ制御ができる。

6つのレベルの車高が選択可能で、オフロードの地形に応じて手動で最低地上高を調節することができる。オンロードおよびオフロード走行向けのあたらしい5つの走行プログラムにおいても、最低地上高はアクティブ制御される。

さらに、オプション装備である
・リアアクスルステアリング
ポルシェダイナミックシャシーコントロール(PDCC)
・ポルシェトルクベクタリングプラス(PTV Plus)
などによって補完すれば、新型カイエン・ターボはスポーツカーと同じダイナミクスを獲得するという。

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