フランクフルトショー 見逃しは損? 隠れたお宝たち(後編)

公開 : 2017.09.18 06:10  更新 : 2019.05.04 13:03

シティT-TAXI


スマート・フォーフォーの全長に、メルセデス・ベンツSクラスの室内空間を備えるとしている、都市部向けのタクシー。マクラーレンF1のような3シーターで、1名はフロントシートでドライバー、2名がリアシートで乗客となり、彼らは脚をドライバー横に出すことになる。電気自動車だが、車輛に充電ソケットはなく、満充電されたバッテリー自体を交換するスタイルだ。

マーレ・ミート


量産計画は全くない、電気自動車の純粋なコンセプトカー。世界的な自動車部品メーカーのマーレが今後10年間で何が起きるかを予測し、それに呼応するクルマを表現した。

ボロコプターVC200


飛行機ではなく、ドローンとヘリコプターが近未来の都市交通となるというのが、ダイムラーの予測だ。親会社のダイムラーが$3000万をこのベンチャー企業に投資し、ドバイ周辺で通勤している人を対象に、試験プログラムを2017年末から開始する予定だ。

われわれは、空を飛ぶ乗り物も嫌いではない。

ロットワイルドR.S2リミテッドエディション


都市交通問題の解決案のひとつ。ロットワイルド社とメルセデス-AMGとのジョイントベンチャーによるこの乗り物、一般的には自転車と呼ばれる。ご存じだろうか。重量はわずか7.38kgで、フレームのサイズは5種類あり、50セット限定で販売される。価格は明らかにされていないが、AMGが近ごろ販売している自転車は€1万ユーロほどの価格を付けている。

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