長期テスト ボルボV90 D5 1カ月め

公開 : 2017.11.20 10:40  更新 : 2017.11.24 21:22

あえて「ワゴン」で戦う 英断か?

「現代では、このような色のクルマに挑戦する自動車ブランドは多くありません」と彼は話してくれた。

「ありがたいことに、われわれの顧客はジャーマン・ブランドとまったく同じようなやり方を求めません。茶色は本当に大きく見えると思います。また、表面のディテールをはっきりと素敵に見せます。一方、ブロンド・レザーはキャビンを明るくし、ウォールナットのはめ込みパネルを引き立てます」

わたし自身、この組み合わせは好きだ。V90は現在最も見栄えのいいワゴンかもしれない。際だってエッジの利いたサーフェス、トールハンマーのヘッドライト、L字型のリア・コンビネーション・ランプ、フルサイズのプロポーション。みんな好きだが、何より好きなのは、これがモダンな曲線を多用した「シューティング・ブレーク」や「スポーツ・ツーリスモ」に似ていないことだ。

ボルボのデザイナーは勇敢にもルーフ・ラインを長くまっすぐなものにした。見た瞬間に好き嫌いがはっきりするデザインだということもできる。

あえて言うなら、わたしは好きだ。わたしの歳や性格や信条が何であれ。

一方、皮肉屋の同僚、ニック・カケットは「大きくてけばけばしいホイールは、植木職人のダイヤモンドのイアリングのようだ。サイズの大きさと無骨なボルボらしさのせいで、V90はひどいハエ取り器のように見える。その結果、週末このクルマを見せびらかす相手はゴミ捨て場の職員だけだった」とピシャリと否定しているのも興味深い。

この機能的で実用的、快適で便利なクルマあると、わたしの毎日の生活はどのくらい良くなるだろう。いつもそう考える。

わたしは重たいチャイルド・シートがまだ手離せない二児の父であり、広いセカンドシートが必要だ。

そして、チビどもには560ℓのトランクいっぱいのガラクタがついて回る。また、わたしは家からオフィスまで片道106マイル(170km)の通勤をしており、そのほとんどは混雑した高速道路だ。

そこで、このテスト・カーが標準装備する半自動レーン・キープ機能やアダプティブ・クルーズ・コントロールが大いに役に立つ。

ボルボのドライブ・パイロット・アシスト・システムは、今後数カ月使い続ければ賢くなるだろう。それについては後日はっきり書こうではないか。

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