トヨタ、2017年の電動車販売が152万台に 目標達成3年前倒しで

公開 : 2018.02.02 20:40

プリウス以来の取り組み 2025年までの目標は?

トヨタの電動車開発/普及に向けた取り組みの歴史は、1997年に電動車の先駆けとして発売した「プリウス」にまで遡る。

2012年に発売した「プリウスPHV」は、EVモード走行距離を伸長させ2017年に2代目を発売。2014年には量産FCV「ミライ」を日本で発売し、米国/欧州/カナダ(ケベック州でのフリート販売。その他地域での販売や市販については決まっていない)に続き、中国/UAE/オーストラリアでは実証導入を推進しているという。

今後も様々な電動車の開発を継続し、特にEVについては、2020年以降、中国を皮切りに導入を加速し、日本/インド/米国/欧州に順次導入する。さらに、CO2排出抑制のために新興国地域でのHV導入拡大を進める。

トヨタは今後も、電動車の多様化を進めるとともに、地域のお客様にとってベストな電動車をお届けすることを通じて、「トヨタ環境チャレンジ2050」と「2030年にグローバル電動車販売550万台以上」を目指す。

具体的な計画として、2020年代前半にグローバルで10車種以上のEV導入や、2025年頃までにHV/PHV/EV/FCVといった電動専用車およびHV/PHV/EVなどの電動グレード設定車の拡大により、グローバルで販売する全車種を、電動専用車もしくは電動グレード設定車とする。

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