BMW 7シリーズ「史上最大規模」大幅改良! ノイエ・クラッセ採用 EV航続距離は720kmへ 後部座席に31.3インチ8K

公開 : 2026.04.23 07:25

BMWが『7シリーズ』と『i7』の改良型を発表しました。新しい「ノイエ・クラッセ」デザインを採用し、内外装を最新世代へアップデート。i7は高性能バッテリーにより航続距離は航続距離720kmを実現しました。

発売4年目で全面アップデート

BMWは、フラッグシップモデルである『7シリーズ』の改良型を発表した。史上最大規模のアップデートにより、ラグジュアリーセグメントにおける「新たなベンチマーク」を打ち立てたとされている。

7代目に数えられる現行型7シリーズは発売から4年が経過しており、メルセデス・ベンツSクラスEQSなどの競合車に対抗するため、「ノイエ・クラッセ」のデザインへと刷新された。

改良型i7(EVモデル)
改良型i7(EVモデル)    BMW

引き続きプラグインハイブリッド(PHEV)モデルとEVモデル『i7』の両バージョンが用意され、i7が9月に先行して登場し、PHEVモデルはその後まもなく発売される予定だ。価格は未確認だが、現在の10万5000ポンド(約2260万円)から上昇すると見込まれる。

EV用バッテリーは新設計に

i7における主な変更点は、112.5kWhの新型バッテリー(従来は105.7kWh)の採用だ。バッテリーセルは、新型の『iX3』や『i3』と同じ「Gen6」円筒形セルに変更された。

これにより航続距離は大幅に伸び、従来の620kmから、最も効率的な仕様では720kmとなった。最大充電速度も195kWから250kWに向上。また、iX3と同じ高効率の同期モーターが採用されたことも、航続距離が伸びた理由の1つだ。

改良型i7(EVモデル)
改良型i7(EVモデル)    BMW

全車にデュアルモーターパワートレインが搭載され、『i7 50 xドライブ』では最高出力455psと最大トルク61.1kg-m、『i7 M70 xドライブ』では680psと103.5kg-mを発生する。最上位モデルの0-100km/h加速タイムはわずか3.8秒とされる。

PHEVモデルのパワートレインも刷新された。新しいターボチャージャー付きの直列6気筒ガソリンエンジンが採用され、従来と同じ電気モーターと組み合わされる。

エントリーモデルの『750e xドライブ』では、合計出力489psと最大トルク71.3kg-mを発生する。パフォーマンス志向の『M760e xドライブ』では612psと81.5kg-mへと、従来より40ps向上した。これにより、0-100km/h加速は4.2秒となる。

EVのi7とは異なり、バッテリーは従来と同じ18.7kWhの「Gen5」を使用し、電気のみでの航続距離は80kmと変わらない。

パワートレインに関わらず、7シリーズの全モデルにアダプティブダンパーとアクティブリアステアリングが標準装備される。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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