BMW M8 新たなスクープ写真 クーペ/コンバーチブルの違い、明らかに

公開 : 2018.03.30 20:40

BMWのトップモデルとして登場するM8には3つのボディ・バリエーションが存在します。最初に登場するクーペとコンバーチブルの同時撮影に成功しました。新型M5と同じく四輪駆動となる見込みのM8。そのレーシング・バージョンは今年のル・マンにも参戦予定です。

もくじ

3つのボディ・バリエーション エンジン出力は609ps
開発は並行して 8シリーズの遺伝子+強化されたDNA
四輪駆動のラグジュアリー・スポーツクーペ ル・マンにも参戦

3つのボディ・バリエーション エンジン出力は609ps

BMWでは発売間近のパフォーマンスモデルであるM8を、3つのボディ・バリエーションで開発している。最初に発売されるふたつのボディタイプを初めて同時に捉えることに成功した。

ニュルブルクリンクでテスト走行を行っている写真から、M8クーペとコンバーチブルのデザイン上の違いが明らかだ。ルーフタイプの違い以外にも、このふたつのモデルでは、異なるシルエットを描く、それぞれ独自のトランクリッドが備わっている。


最近ジュネーブ・モーターショーで、M8 グランクーペ・コンセプトとして公開された、4ドアのグランクーペ・バージョンも後から登場する予定である。量産モデルのスタイリングは、コンセプトモデルからトーンダウンさせることで、2ドアのM8と非常によく似たものになると予想されるが、ヘッドルームを確保するために、そのルーフラインは高く描かれることになるだろう。

11月発売予定の新型8シリーズをベースに、M8には今年初めのデイトナ24時間を戦ったレーシングM8が搭載していた、BMW製ツインターボ4.4ℓV8エンジンが与えられるはずだ。

レースのレギュレーションを気にする必要がないことから、M8の量産モデルには、最新M5の600psと、メルセデス-AMG S63クーペの585psを上回る、609psを発揮するエンジンが搭載される見込みである。

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