【今後は中東紛争も影響か】2026年2月期の新車販売台数 2カ月連続で前年実績割れ

公開 : 2026.03.03 11:45

2026年2月期の新車販売台数(速報値)が発表されました。新車販売は2カ月連続で前年実績割れという結果で、内訳では登録車は2カ月連続でのマイナス、軽自動車は3カ月連続でのプラスとなっています。

登録車のブランド別新車販売台数

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は、2026年2月期の新車販売台数(速報値)を発表した。

日本自動車販売協会連合会がまとめた登録車の2026年2月期の新車販売台数は、前年同月比7.3%減の24万3670台と2カ月連続でのマイナス。

三菱自動車は前月のマイナスからプラスに回復(前年同月比19.1%の5228台)。
三菱自動車は前月のマイナスからプラスに回復(前年同月比19.1%の5228台)。    平井大介

一方、全国軽自動車協会連合会がまとめた2026年2月期の軽自動車の新車販売台数は、同3.2%増の15万1295台と3カ月連続でのプラスとなり、前月と同様に“軽高登低”の傾向が続く。

結果として、トータルでの2026年2月期の新車販売台数は同3.5%減の39万4965台と2カ月連続での前年実績割れとなった。

登録車の2026年2月期のブランド別新車販売台数

三菱自動車が前月のマイナスからプラスを回復し(前年同月比19.1%の5228台)、またスズキ(同17.6%増の1万5555台)とダイハツ(同7.0%増の2318台)がプラスを継続。

対して、レクサスは前月のプラスからマイナスに転じ(同10.9%減の5493台)、さらにトヨタ自動車(同8.6%減の11万4690台)やホンダ(同8.2%減の3万86台)、日産自動車(同10.4%減の2万2438台)、マツダ(同21.0%減の1万207台)、スバル(同25.5%減の6904台)は前年実績割れが続いた。

一方で貨物車のブランドは、いすゞ自動車(同7.2%増の6631台)、三菱ふそう(同12.0%増の2533台)、UDトラックス(同7.5%増の1031台)がプラスを維持。対して日野自動車(同8.1%減の3051台)はマイナスが継続した。

軽自動車のブランド別新車販売台数

軽自動車の2026年2月期のブランド別新車販売台数

前年同月比で11.4%減ながら4万8143台を販売したスズキが2カ月連続でのシェアトップに就く。

最大のライバルのダイハツは同19.2%増の4万6727台を記録したものの、1416台の差で第2位に甘んじた。

軽自動車は4万8143台を販売したスズキが2カ月連続でシェアトップ。
軽自動車は4万8143台を販売したスズキが2カ月連続でシェアトップ。    スズキ

また、日産自動車は同17.1%増の1万8937台とプラスに移行し、三菱自動車は同10.7%増の6591台とプラスを継続したが、ホンダは同1.2%減の2万4330台とマイナスに転じる。

一方、OEM供給を受けるブランドではトヨタ自動車が同26.8%増の2064台、スバルが同19.8%増の1419台とプラスを維持し、対してマツダは同11.5%減の3080台と前年実績割れが続いた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    大貫直次郎

    Naojiro Onuki

    1966年型。早稲田大学卒業後、自動車専門誌や一般誌などの編集記者を経て、フリーランスのエディトリアル・ライターに。愛車はポルシェ911カレラ(930)やスバル・サンバー(TT2)などのほか、レストア待ちの不動バイク数台。著書に光文社刊『クルマでわかる! 日本の現代史』、アシェット・コレクションズ・ジャパン刊『国産名車コレクション』シリーズなど。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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